定期健康診断中の賃金の行方

__________________________

■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■

2017.2.26 Vol.332

本日のテーマ:定期健康診断中の賃金の行方

__________________________

このメールマガジンは音声でも配信しています。

ご視聴はこちらから・・・

 

________________

◆1・ 昨日のこと
________________

大分市軟式野球連盟主催の
応急手当講習を受講。

今回は学童(小学生)の
指導者、保護者が中心
でしたが、

ボールが胸に当たって
心臓が止まってしまう
という事故は、

学童でも起こり得るので、
皆さん真剣でした。

私自身も初めてAEDを
使いました。

しかし、知らないって
本当に怖いですね。

__________________________

◆2・ 定期健康診断中の賃金の行方
__________________________

労働契約は、

社員は労働力を提供し、
会社は賃金を支払うという
労使対等の立場で

締結されています。

つまり、

体調が悪くて労働力の
提供が不十分な場合、

この前提が崩れるという
ことになるわけです。

働く方も節制に努める
必要がある一方で、

会社側も職場環境を
整える義務があります。

その一つが、定期健康診断。

原則、一年に一度は法定で
定められた項目について、
受診をしなければなりません。

法律でも珍しく労働者側にも
義務を定めている部分でも
あります。

同一労働同一賃金の議論が
進んでいますが、

正社員に定期健康診断を
受診中の賃金を支払って
いる場合、

つまり、労働時間中に
受診して賃金を控除して
いない場合、

パートやアルバイトなど
いわゆる非正規労働者でも、
受診させるときに

賃金を支払わなければ
ならなくなりそうです。

________________

◆3・ 編集後記
________________

今日は完全に
バテています。

全く起き上がれない
一日でした。

メールマガジンの配信も
夜になってしまいました。

こんな日もありますね。