退職後の健康保険の選択肢

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2016.12.8 Vol.252

本日のテーマ:退職後の健康保険の選択肢

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社会保険労務士の篠原です。

昨日は、職業訓練校で講義を
担当しました。

内容は、広義の意味での
社会保険について。

なので、労災などの労働保険と
健康保険や厚生年金といった
狭義の社会保険も解説します。

なんだかわかりづらいですね(笑)

私自身も、
複数回の転職をした経験があり、

その求職中に職業訓練校で
社会保険労務士の勉強をしたのが、
合格したキッカケといっても
言い過ぎではありません。

ということもあり、
いつも以上に力の入った講義に
なったはずです。

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本日のテーマ:退職後の健康保険の選択肢
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講義では、

退職後、健康(医療)保険は
どこに加入すれば良いのか。

こういった事も解説していきました。

転職活動が初めての人は、
ほとんどわかっていません。

大きく分けると、

家族の扶養、

任意継続、

国民健康保険

という3つの選択肢があります。

その中でも、
扶養はメリットが高いですね。

家族の扶養に入っても保険料負担が
増えるわけではありせんが、

条件として年収130万円未満
(他にも条件有り)というラインが
あります。

雇用保険から失業給付を受給
している間は、ほとんどの人が
扶養には入れません。

手当の日額が3,612円以上だと、
年収見込みが130万円以上に
なるからです。

しかし、給付制限期間中は扶養に
入れるわけですから、

有利な選択肢には違いありません。

配偶者の扶養といっても、
所得税と社会保険では運用が違います。

所得税の扶養は103万円が
ラインですが、

これを150万円まで上げ、
女性の社会進出を促そうという
動きになっています。

年末に勤務を調整していた人の
働き方が変わってくるでしょうね。