ボタンの掛け違いは、ここから始まる
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■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■
2016.11.30 Vol.244
本日のテーマ:ボタンの掛け違いは、ここから始まる
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社会保険労務士の篠原です。
昨日は、いつにも増して
トラブル相談が多い日でした。
上司が作ったシフト勤務表の
中身が合法なのか・・・
年次有給休暇の管理簿の記載が
正しいのか・・・
パート労働者に辞めてもらったけど
不安で・・・
最後には、自社ホームページも
何らかのトラブルで一時ダウン(笑)
日々、このような相談を受けていると、
ある事に気がつきます。
職場の問題は労働法違反として
最終的に表面化しますが、
根底にあるのは法律や規程以前の
問題で、その多くは
人間関係
です。
会社が法律を守っている場合でも、
ダマされているのではないか、
労使がこんな状態で良い仕事など
出来るわけがありませんよね。
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本日のテーマ:ボタンの掛け違いは、ここから始まる
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入社の際には、労働条件を書面で
通知するよう定められています。
雇用契約書という場合もありますが、
いずれにしても
いつからどこで、
何時から何時まで何の仕事をして、
給料はいくらで・・・
このように、当たり前の労働条件を
記載したものです。
労働契約は労使が対等の立場で
行うものなので、
(会社)こういう条件でどうですか。
(求職者)お願いします。
これを口約束などで曖昧にしておくと、
「あれっ、おかしいな、
社長は〇〇手当を付けてくれるって
言っていたけど・・・」
信頼関係は崩れ始めます。
ボタンの掛け違いは、ここら辺りから
始まっているのです。
出来れば入社前に、
どんなに遅くても入社日の朝には
お互いで確認してスタートしたい
ものですね。