(続)ワーク・ライフ・バランスの真実

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2016.11.28 Vol.242

本日のテーマ:(続)ワーク・ライフ・バランスの真実

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社会保険労務士の篠原です。

昨日は2年前に他界した
父の3回忌でした。

無事に法要を終えることができ、
ホッとしています。

それほど多くを語る父ではなく、
残念ながら生前は深い話をした
記憶がありませんが、

日頃は顔を合わせない遠方の親族
から昔話を聞くと、

父には父の大切にしていた価値観
というものが確かにあったのだなぁと、

確認が出来た一日でした。

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本日のテーマ:(続)ワーク・ライフ・バランスの真実
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昨日のメールマガジンでは、
ワーク・ライフ・バランス(WLB)の
定義について触れました。

内閣府は、

「老若男女誰もが、仕事、家庭生活、
地域生活、個人の自己啓発など様々な
活動について、自ら希望するバランスで
展開できる状態」

と定義付けをしています。

定義について知らなかったという
メッセージも寄せられましたが、

様々な団体が様々な解釈をしている
現状が、言葉の割に定義の認知度が
低い理由の一つなのだと思います。

そして、確かに大事なのは、
「自ら希望するバランス」では
ありますが、

自分のバランスだけを押し通して
しまうわけにもいきません。

なぜなら私たちは、

会社であれ、
地域生活であれ、
家族であれ、

組織の中で生活をしているわけで、
そこには他人のバランスも大いに
関係してくるからです。

日頃から、

コミュニケーションが大事だと
当たり前のように聞かされて
いますが、

他人が何を価値として大切に感じて
いるのかがわからなければ

配慮もコミュニケーションも
あったもんじゃありません。

まずは、自分のバランスを考え、
公開し、

職場や他人のバランス・価値観を
尊重しながら、

時には交渉し、時には譲り合う、

WLBにはそんな地道な作業が
欠かせないということです。