終わりの時間を決めるだけでも

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■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■

2016.11.24 Vol.237

本日のテーマ:終わりの時間を決めるだけでも

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社会保険労務士の篠原です。

野球の審判は、インジケータという
器具を持っています。

これは、間違いが無いように
カウントを記録するものですが、

特定のカテゴリー(大学や社会人)の
2塁審判は別の器具を持っています。

何だかわかりますか。

実は、ストップウォッチです。

投手の投球間隔を測定して、
時間内に投球しないと注意指導を
与えます。

野球はサッカーやラグビーの
ように、前半後半といった
終了の時間が決められていないので、
ダラダラと試合時間が延びていきます。

プロ野球なんか、4時間を超える
試合も珍しくありません。

試合のスピードアップのために、
測定しているというわけです。

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本日のテーマ:終わりの時間を決めるだけでも
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職場でも同様で、

目の前の仕事に片っ端から手をつけ、
仕事が終わった時が帰る時。

これでは無駄な長時間労働は減りません。

昨日のメールマガジンでもお伝え
しましたが、まずは

「今日やるタスクを書き出す」

次に必要なのは、

「何時に帰るのかを決める」

ということです。

もちろん、定時に帰るから今日
やるべき仕事を翌日に持ち越す
というのは本末転倒で、

時には残業しなければならない
状況だってあるでしょう。

しかし、終わる時間を決めると
日中の集中密度が変わってきます。

いつもは残業が多い会社も、
飲み会となると定時に終われる
ようなものです(笑)

出来ればチーム内、上司と部下で
共有すれば、

都合で定時に帰るという社員に対して、
終業間際に3時間かかる資料作成を
頼むことは無くなるでしょう。

定時に帰るということが事前に
わかっていれば、
午前中のうちに依頼が出来るわけで、

“無駄な”残業は、こういう事の
積み重ねで減っていくわけです。