意外な抵抗勢力

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2016.11.22 Vol.236

本日のテーマ:意外な抵抗勢力

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社会保険労務士の篠原です。

昨日、大分県知事の定例会見の中で、
とある発表がありました。

大分県と大分労働局が中心となって
「働き方改革推進会議」を立ち上げ
ましたというものです。

長時間労働の是正や
子育て・介護と仕事の両立ができる
職場環境の整備に向けた方策を
議論するものです。

5つの経営者団体のトップを始め、
女性活躍を推進している地場企業の
経営者や労働組合、有識者など
14名がメンバーとなっています。

そして、なんとなんと、

この有識者2名のうち1人が私。
なぜかご指名をいただきました。

開業当初から「働きやすい職場環境作り」を
テーマに掲げ、

数々の失敗を重ねながら試行錯誤
しているところが評価されたのでしょうか。

いずれにしても背筋が伸びる想いです。

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本日のテーマ:意外な抵抗勢力
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働き方改革と言っても、

前提として経営者が前向きでないと
実現は困難ですね。

いや、中にはいるんです。

「残業して頑張っている社員を評価する。」
という感覚の経営者が。

わからなくもないですが、
もうそんな時代ではありません。

ただ、個人的には残業全てが
悪だとは思いません。

誤解を恐れずに言えば、

本人の成長のためにも
20代などの一定期間、

仕事のことしか考えない、
という時期は必要だと思っています。

しかし、それが他人からの強制だと
メンタル不調などの問題が発生する
わけです。

あくまでも経験上ですが、

職場の改革をしようとするとき、
意外にも抵抗勢力となるのは、
特定の社員だったりします。

残業が減ると残業代も減る、
家に帰ってもやる事が無い、
エアコンの効いた社内が良い

・・・などなど。

プライベートの過ごし方が
わからないんですね。

働き方改革は、休み方改革でも
あるというわけです。