働き方の改革、待った無しです

__________________________

■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■

2016.11.9 Vol.223

本日のテーマ:働き方の改革、待った無しです

__________________________

このメールマガジンは音声でも配信しています。

ご視聴はこちらから・・・

社会保険労務士の篠原です。

昨日は、県内の日出という地域で
ハラスメント研修を行いました。

この分野のご依頼は本当に多いですね。

ハラスメントの定義や
凍りつくような事例など、

面白おかしく話せる内容では
ないので、笑いは起きませんが、

多かれ少なかれ、
身近に起きているのでしょう。

皆さん真剣に聞いていただきました。

_______________________

本日のテーマ:働き方の改革、待った無しです
_______________________

とうとう電通の一件は、
強制捜査に発展しましたね。

このような事件を起こしたのは
初めてではなく、

これまでの経緯からしても、
書類送検どころか、状況によっては
関係者の逮捕もあり得るのではないか
という雰囲気すら出てきました。

社長は長時間労働の原因として、
「いかなる仕事も引き受ける気質」
があると言っています。

完全に優先順位を間違えている
パターンです。

顧客や会社の利益を優先して、
社員の犠牲の上に繁栄など、
あるはずもありません。

周囲から見ると、死ぬぐらいなら
辞めればいいじゃないか、
そう思うかもしれませんが、

過酷な長時間労働によって、
判断力が低下している状態の中で、

そんな当たり前の思考力すら
奪われてしまうわけです。

そこに追い打ちをかけるように、
上司のパワハラ的な言動があった
ようですね。

今後は、

「業務量自体の削減と分散化」
「業務プロセスの見直し」
「時間の使い方の改善」

などを社員に求めるということですが、

個人的な感想は、

えっ、今頃?

トップクラスの優秀な人が集まる
大企業でも、時間の使い方、
つまりタイムマネジメントが
出来ていないわけです。

いや、もしかすると、

その概念すら無かったのでは
ないかと驚愕しています。