複雑な情報から一瞬で判断する

__________________________

■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■

2016.10.17 Vol.200

本日のテーマ:複雑な情報から一瞬で判断する

__________________________

このメールマガジンは音声でも配信しています。

ご視聴はこちらから・・・

社会保険労務士の篠原です。

今日は記念すべき?メールマガジンの
200号ですが、野球の話です(笑)

昨日の審判は高校野球でした。

サッカー、ラグビーなども
同様でしょうが、

一度下した判定は、

ルールの適用を間違えた場合以外は
基本的に後で取消や変更が出来ません。

試合にならないからです。

_______________________

本日のテーマ:複雑な情報から一瞬で判断する
_______________________

昨日はこんなプレーがありました。

投球が打者の手元を直撃しました。

打者は避けましたがバットに当たり、
ボールはフェアゾーンを転がっています。

この時、審判は

デッドボール
スイング
フェア
ファール

このような選択肢の中から
一瞬で判断しなければなりません。

手が最初、次にバットなら
死球(デッドボール)、
振っていればスイング

バットだけならフェア

バットから手ならファールです。

プロ野球でもよくモメるケースです。

超スローカメラでしかわかりそうにない
ミクロの世界を判断するわけです。

見えるわけがないですが(笑)、
判定をしなければ試合は進みません。

ではどうするか。

音と打者の反応、ボールの飛び方などの
状況で決定します。

この時は金属音だけで、
骨や皮膚に当たった音は聞こえません。

攻撃側が抗議に来ましたが、
見たままを伝えて判定の変更は
しませんでした。

結局、どう判定しようが
どちらかの抗議はあり得ます。

このように一瞬の様々な情報を
総合的に判断して一つの判定を
決定していきます。

職場においても、この決定力に
優れている人が優れたリーダーと
言われるのでしょう。