切り替えるのも一つの能力です

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.9.29 Vol.182

本日のテーマ:切り替えるのも一つの能力です

音声はこちらから・・・

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社会保険労務士の篠原です。

野球の審判に限ったことでは
ありませんが、

誤解を恐れずに言うと、

全てのプレイにおいて100%
正しい判定が出来ているわけでは
ありません。

特に一試合で100球以上は
判定しなければならない球審は、

ストライク、ボールの他、
アウト、セーフはもちろん、
フェア、ファール、
打者にボールが当たっていないか、
反則打球や反則投球、スイング・・・、

それはもう判定機会は数えきれないほど
あるわけです。

その全てで間違いない判定をしているか、
と言われると、“絶対”にありえません。

神様ではないからです。

ですが、100%に限りなく近づけるよう
真剣に、そして、見たままを
判定しています。

だれもが納得いく判定を心がけています。

ですが、どちらとも取れる微妙なプレイは
起こるんですね。

「あっ、ボールだったかな~」
「今のはアウトだったな~」

こんなことを思い始めると、
どんどん判定がブレてきます。

それはそれとして、

いかに早く目の前のプレイに
集中するかがカギだというわけです。

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本日のテーマ:切り替えるのも一つの能力です
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昨日の午後は、県の西部地域で
タイムマネジメント研修を行いました。

研修でも講演でも、基本的に
アウェーなので話の入り方には、
かなり神経を使います。

ということで、

引き込むネタを数本用意していて、
参加者の雰囲気によって、

よし今日はこれで行こう、
と選ぶわけです。

昨日も「おっ、表情が変わったな。」と
調子に乗ったところで、

いつもなら「やや受け」するネタを
放り込むと、シーン。

その後のフォローもシーン。

過去の私なら、ここで落ち込み(笑)、
そのままペースに乗れずに最後を
迎えるということもありました。

回数をこなして慣れてきたと
いうこともありますが、

昨日はサッと切り替えて、
目の前の話に集中した結果、

最後まで皆さん真剣に取り組んで
いただいたように思います。

営業でも同じでしょうが、
必要以上に引きずらないということは、

大切な能力のようです。