両輪があってこそ進めます

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.9.19 Vol.172

本日のテーマ:両輪があってこそ進めます

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社会保険労務士の篠原です。

今日は野球ネタ。
と言っても審判ネタです。

打者(バッター)が真上にフライを
打ち上げた時、

球審はどこを見ているでしょうか。

答えは捕手(キャッチャー)。
特に足元を見ています。

なぜなら、高く上がった打球は、
当然ですが上を見ないと
見えないわけですが、

その時にボールばかり見ていると
捕手から目線が外れてしまいます。

そうなると捕手とぶつかってしまう
可能性があるので、

捕手がフライを取りに行く動きに
合わせて、見やすい位置に移動を
していくというわけです。

審判と野手が接触するなど、
あってはならないことで、

接触が原因でフライを取れなかったら、
それこそ大変なことになります。

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本日のテーマ:両輪があってこそ進めます
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足元が大事ということは、
経営でも同じです。

世の中では創業支援と題して、
売上拡大のセミナーが至る所で
行われています。

販路拡大

売れる商品の作り方

経営計画

助成金

・・・などなど。

経営者は、売上げアップなど
お金が入ってくることが大好きですね。

いや、気持ちはよくわかるんです。

ですが、そこにコンプライアンスという
視点が抜けている経営者は、

ビックリするほど多いというのが
私の印象です。

練習して車の運転が
どんなに上手くなっても、

交通法規は二の次というわけには
いきません。

もちろん、

いくら法律どおりにしていても、
利益が出なければ、

従業員の生活も守れないし、
経営する意味が無いというのは、
考え方として、よくわかります。

しかし、いくら利益を上げても、

労働法、税法といった法令を
軽視することで足元をすくわれると、

これまでの利益が吹っ飛ぶどころか、
今後の営業活動にも

大きく影響していくわけです。

つまり、

どちらも大事な両輪だということです。