高すぎる目標設定の弊害

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.8.22 Vol.144

本日のテーマ:高すぎる目標設定の弊害

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社会保険労務士の篠原です。

とうとうリオ五輪が終わりました。

高校野球の甲子園大会も
昨日で終わったので、

一気に秋が来たような感覚です。

しかし、メダルの有無にかかわらず、
一生懸命に競技した選手の姿は、

子どもの目にも
輝かしく映ったようです。

意味はわかっていないでしょうが、

「オリンピックに出たい!」と

言い始めたところです(笑)

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本日のテーマ:高すぎる目標設定の弊害
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理想は確かに大事です。

しかしながら、

あまりにも達成不可能な目標だと、
様々な弊害が生まれます。

確かに人間に不可能は無い、
のだとは思いますが、

では、私がこれから陸上を始めて
東京五輪で100mの金メダルを
目指すかというのは、

あまりにも無謀な目標で、
当然ながら私自身も
それを望んでいません。

富士山にも登った事が無いのに、
エベレストを目指す。

ランニングもしていないのに、
マラソン大会に出場する。

目標があまりに高いと、
当然なかなか達成されないわけで、

その一番の問題は、途中で

あきらめてしまうことです。

「やっぱり今回もダメだったか。」と

目標達成出来なかった事実が
心の中に残ってしまうと、

自身の喪失につながってしまいます。

目標は達成すれば、
そこからは見えなかった次の目標が
見えてきます。

目標をスモールステップで設定し、

今現在の延長線上の2割増という
ところがベストではないかと
思っています。

本心から望まない理想は、
逆効果だというわけです。