「当たり前」の環境作り

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.8.19 Vol.141

本日のテーマ:「当たり前」の環境作り

音声はこちらから・・・

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社会保険労務士の篠原です。

それにしても、

オリンピック女子レスリングには
感動しました。

48、58、69キロ級と
立て続けに3つの金メダルを
獲得したのですが、

何より、3階級とも終盤まで
劣勢な戦いを強いられながら、

残りのわずかな時間で逆転
という大接戦を制する試合でした。

最後まであきらめない強い気持ちと、
体力がその勝因だったようです。

他国の選手がスタミナ切れになる
終盤でも、

攻め続ける日本選手という構図。

日常的に、

先輩である吉田沙保里選手の
凄まじい練習を見て、

そして一緒に参加しているので、
それが選手の間で

「当たり前」のようになっていて、

結果的に体力の強化につながっている
ようです。

金メダルを取ることが「当たり前」。

「当たり前」は、その環境に影響される
部分がとても多いということですね。

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本日のテーマ:「当たり前」の環境作り
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甲子園に出場するのが「当たり前」

県大会初戦で負けるのが「当たり前」

成果を上げるのが「当たり前」

目標未達が「当たり前」

残業することが当たり前で、

早く仕事が終わっても、
上司や周りに気を使って

帰ることが出来ない会社は、
必然的に、
それが当たり前の光景となります。

見えないゲートがそこに存在すると、
社員が疲弊して長続きしません。

成果を上げながら、
定時に帰るのが「当たり前」

「当たり前」の環境をどのように
設計するのか、

経営者の手腕にかかっている
ということですね。