「とり天」嫌いは大分県人じゃない?

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.8.17 Vol.139

本日のテーマ:「とり天」嫌いは大分県人じゃない?

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社会保険労務士の篠原です。

大分県人のソウルフードの一つ

「とり天」

私も大好きで、

大学生ぐらいまでは
全国的に普通に存在するものだと
思っていました。

要は鶏肉の天ぷらなのですが、
県内には、から揚げ店も多いので、

鶏肉の消費量は常に
全国トップクラスを維持しています。

ある時、こんな事を話している人が
いました。

「大分県人だったら
とり天が好きなはずだよね。」

もちろん冗談ですが、
そうとも限らないですよね。

そもそも鶏肉が嫌いな
大分県人だって少なくないはずです。

問題は、

「鶏肉がキライな人は
大分県人じゃない。」

このように進行していくと、

あらぬ差別につながっていく
可能性がある

危険な考え方だと
いうことです。

大げさかもしれませんが、

意外にこんなところに
職場のハラスメントの原因が

隠されているわけです。

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本日のテーマ:「とり天」嫌いは大分県人じゃない?
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誰もが持っている

「こうあるべき」

という価値観に、
マイナスの行動が加わると、

ヘンテコな方向に進みます。

若手は1時間早く出社すべき

女性がお茶出しをすべき

妊娠したら辞めるべき

思うのは本人の勝手ですが、
そこに強い言動が加わると

差別やハラスメントに
つながります。

言っている本人には
悪気は無いかもしれませんが、

必ず傷ついている
誰かが存在するわけです。

特に、

「ふつうは・・・」

「みんなが言っている・・・」

こんな言葉の裏には
コリ固まった価値観が

見え隠れします。

価値観は大事ですが、
自分の価値観を疑ってみるのも

時には必要だということですね。