覚悟を決める魔法の言葉

__________________________

■■ 優先順位のツボ ■■  2016.8.11 Vol.133

本日のテーマ:覚悟を決める魔法の言葉

音声はこちらから・・・

__________________________

社会保険労務士の篠原です。

昨日も企業研修。

午前と午後の受講者を
入れ替えて行いました。

会社は聴覚障害の従業員のために、
手話通訳の方を配置しています。

結構な数の研修や講演を
こなしてきましたが、

これは初めての経験でした。

出来るだけ詳しく資料を作り、

出来るだけゆっくりと話すように
しましたが、

調子に乗ってくると早口になって
しまうので、

通訳の方も、ついてくるのが
大変な部分があったようでした。

私自身もスピードが早くないかな、

この話は理解出来ただろうかと

確認しながら進めることが出来たので、
とても落ち着いて話せましたし、

内容にもよるでしょうが、
実はこれぐらいのペースが
聞きやすいんでしょうね。

ただ、午前中と午後の受講生が
違うため、

反応を見ながら事例の話を変える
かもしれないと伝えたところ、

手話通訳の方は、
ためらうことなく即座に

「大丈夫です、何とかします。」

とても気分良く後半に臨めました。

_______________________

本日のテーマ:覚悟を決める魔法の言葉
_______________________

夕方からは、別の経営者の方と
職場の活性化について打ち合わせ。

暗い雰囲気、
やる気のない表情、
止まらない離職・・・

なぜ、こんなことに
なっているのかわからないという、

複雑に糸がからみついているような
状況では、

これをやれば全てが解決するという
一発逆転のマジックは存在しません。

一つ一つ解きほぐしていく
地道な作業が必要なのですが、

「何とかしてください!」という
経営者に対して

ここは、躊躇せず

「大丈夫です。何とかします。」と
お答えしました。

ホッと安心した経営者の表情が
印象的でしたが、

経験の無いこと、

乗り越えられないかもしれないような
困難にぶち当たった時、

明確な根拠はなくても、

「大丈夫だ」と

相手を安心させることで、
自分自身も覚悟を決められ
前に進むことが出来る、

方法は後から付いてくる、
と改めて感じたところです。