チームで取り組むべき業務改善とは

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.7.22 Vol.113

本日のテーマ:チームで取り組むべき業務改善とは

音声はこちらから・・・

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社会保険労務士の篠原です。

ご縁をいただいて7月から

「よろず支援拠点」に

参画することになりました。

http://www.yorozu-oita.com/

この「よろず支援拠点」は、
国が全国に設置する経営相談所で、

中小企業・小規模事業者の
売上拡大、経営改善など、

様々な経営課題についての
相談に対応するというものです。

これまでも、金融、IT、広告、
販路開拓、知財、デザイン・・・

という分野の専門家が集まって
いましたが、

労務関係の相談が増えてきた
ということもあり、

白羽の矢が立ったというわけです。

時には一つの事案にチームで、
そして様々な角度から支援する
ということで、

とても楽しみにしています。

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本日のテーマ:チームで取り組むべき業務改善とは
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残業時間削減をアドバイスする際も、

その会社や従業員の状況に応じて
様々な角度からアプローチしていきます。

変形労働時間制や36協定などの
法律面を始め、

意識改革の第一歩として
ノー残業デーなどの設定など、

そして、

タイムマネジメントなど
個人で取り組むこと、

更に、課や班などの
チーム全体で取り組むべきこと、

それぞれに分けて改善していき、

最終的には、
会社全体に広げていきます。

特に残業時間が人によって
偏っている場合は、

チームで取り組むべき問題を
抱えていることが
少なくありません。

このような場合、

例えば、複数人で確認しなければ
ならない業務や、

単純作業で人数が多ければ
早く終わる業務は、

仕事の内容を所定のボックスに
入れておき、終業間際の16時頃に、

手が空いている人が集合して、
一気に片づけるという取組で
効果を上げている会社もあります。

残業削減にもチーム内で助け合う
という意識改革が必要なわけですね。