ルーティンの知られざる効果

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.7.18 Vol.109

本日のテーマ:ルーティンの知られざる効果

音声はこちらから・・・

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社会保険労務士の篠原です。

今日のニュースでは、

メジャー通算3000本安打に、
後6本と迫った

マーリンズのイチロー選手。

お馴染みのポーズですが、
打席に入って構えるまで

17種類の同じ行動を
行っていると言われています。

それは毎回ほぼ同じスピードで
ゆっくりと行われ、

その順番までも
変わることがありません。

ラグビーの五郎丸選手、

陸上のボルト選手、

体操の内村選手など、

スポーツのトップ選手の
ほとんどは、

試合中にこのような
ルーティンと呼ばれるものを
行っています。

ちなみにルーティンとは、

決まり切った一連の行動のことで、

日課と言い換えても良いかもしれません。

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本日のテーマ:ルーティンの知られざる効果
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ルーティンには様々な効果があると
言われています。

例えば、

いつも同じ状態にもっていく。

精神的に落ち着く、

自分の体調の良し悪しを把握できる。

まだまだあると思いますが、

個人的に付け加えるなら、

後回しにしがちな業務を
淡々と消化できる

職場では、とても効率が上がる、
こんな効果を感じています。

私自身もルーティン化している
日課があり、

苦手な作業、面倒くさいことを
まとめて一気に消化しています。

PCのデスクトップの整理3分

メールの削除3分

一部分の掃除5分

領収書の整理5分、・・・

などなど

30分と1時間のパターンに分け、

集中力が落ちた時、
やる気が上がらない時、

タイマーで時間を計りながら
淡々とこなしています。

ルーティンの多くは、

すぐに業績が上がったり、
効果が感じられるものでは
ありません。

ですが、もともと不定期、
バラバラで行っていた作業を、

一連のつながった動作として
パターン化していくと、

後回しにしてしまいがちで、
溜まってしまう作業を
淡々と消化できる

ルーティンには、

そんな効果があるというわけです。