ペナルティって難しくないですか?

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.7.17 Vol.108

本日のテーマ:ペナルティって難しくないですか?

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社会保険労務士の篠原です。

小学1年生ぐらいになると、
ウソをつくようになります。

家に帰って手を洗ったか、
寝る前にトイレに行ったかなど、

子どもらしくて、わかりやすい
ウソではありますが、

いけないことだと叱るのか、
理解させるのか、
放置するのか、

アプローチは様々です。

これといった正解は無いわけで、

親としても
本当に勉強させられる毎日です。

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本日のテーマ:ペナルティって難しくないですか?
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妊娠や出産を理由とする
職場での嫌がらせ

「マタニティハラスメント」

について、

厚生労働省は来年1月から、
男女雇用機会均等法などに基づき

事業主向けの指針を改正すると
発表しました。

一例として、

加害社員が懲戒処分の対象になる
ということを、就業規則などに

明記するよう企業に促すということです。

これまでも多くの会社では、

セクハラやパワハラだけではなく、
服務規律に反する行為を行った場合、

懲戒、つまりペナルティを与える
という規定を就業規則に明記しています。

もちろん、

特にハラスメント=イジメや嫌がらせ

に対しては、厳正に対処しなければ
職場の秩序は守られません。

ですが、これで解決するとも
到底思えません。

明確な答えは存在しないのかも
しれませんが、

ただ、これだけは言えるのは、

本質は、

誰もが働きやすい職場作り

それを目指すにあたって、
ハラスメントなど起きてはならない、

そんな職場作りの方向性だけは
全員の理解が必要なのだと
思っています。