中学2年生に伝えたかったこと

__________________________

■■ 優先順位のツボ ■■  2016.7.15 Vol.106

本日のテーマ:中学2年生に伝えたかったこと

音声はこちらから・・・

__________________________

社会保険労務士の篠原です。

昨日から、ここ3年間行っている

中学生への職業講和が
スタートしました。

消防士、美容師、
デパート、銀行マン、などなど

見た目や知名度でわかりやすい
職業に対して、

社会保険労務士なんか、
これまで聞いたこともなく、

社会保障といっても、
イメージが出来ない仕事を
どうわかりやすく説明するのか、

自らの仕事を掘り下げて
考えることにより、

結果的に自分のためになった
そんな講演でした。

_______________________

本日のテーマ:中学2年生に伝えたかったこと
_______________________

アフリカ象の寿命の話、
聞いたことはありますか?

野生と動物園のアフリカ象は、
どちらが長生きするでしょう。

それは、圧倒的に野生だそうです。

喉が乾いたら水を探しに
行くことが出来る、

外敵に襲われたら
逃げることが出来る、

いずれも水が見つかるか、
逃げられるかという結果は

コントロール出来ませんが、

その行動は、主体的に選択が
出来ます。

動物園の中だと極端に
選択の幅が狭くなるわけで、

つまり寿命の差は、選択出来る行動の
範囲の差だということのようです。

人間でも同じです。

仕事がつまらない、
給料が安い、
上司が嫌いだ、

求人票に記載されていない
労働条件で働かせられた、など

会社に問題がある場合も
少なくないとはいえ、

どんな仕事でも会社でも

選択したのは、自分自身です。

経営者にも同様のことが言えます。

「うちの社員は能力の低い
ヤツが多くて・・・」

その社員を選択(入社させた)
したのは経営者そのものです。

誰かのせいにしても始まらないし、
つまらないよ、

そんな話を中学2年生にしたら、
目を輝かせて聞いていました。

日々の行動を主体的に選択している、

そんな意識を持つことで、
より良い人生が歩めるのだと思います。