採用面接で、やってはいけないこと

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.7.13 Vol.104

本日のテーマ:採用面接で、やってはいけないこと

音声はこちらから・・・

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社会保険労務士の篠原です。

ここ最近、採用面接についての
相談が多いですね。

これまでは比較的、

まずは入れて(入社させて)
ダメだったら切れば(解雇)いい、

という感覚だった経営者も
少なくありませんが、

これだけ労使トラブルが頻発し、
また、実際に自分の会社でも
発生すると

経営にも大きな影響を与えてしまう
ということが、わかってきたのかも
しれません。

少子化が加速して、
労働力人口が減っていく中、

ますます採用面接の重要性は
増していくばかりです。

労使お互いが不幸になる
ミスマッチを防ぐことが
大きな役割の採用面接なのですが、

意外と会社側の知識が乏しいのが
現状です。

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本日のテーマ:採用面接で、やってはいけないこと
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これまで見てきた、
多くの面接現場では、

求職者を面接会場に通し、

面接官が書類を受け取り、
封を切り、中を確認して、

さあ面接のスタートという
流れで行われています。

ここで、
やってはいけないことは・・・、

履歴書などの提出書類を、
面接時に初めて見ては
ダメなんです。遅いんです。

なぜかと言うと、

面接される求職者は、

特に転職が多い人は尚更ですが、
ここで質問が来たら、こう答えようと

しっかりと事前準備をしてきます。

それに対して会社側は、

その求職者の情報がその場でしか
手に入らないと後手に回ってしまい、

確認が不十分なまま
面接が終わってしまうパターンは

入社後、こんな人とは思わなかった
というお決まりのケースになります。

こうならない為に、
履歴書等は事前に送ってもらい、

転職の理由、短い雇用期間など

面接時に質問する内容を
事前に決めてから面接に入ると

余裕を持って判断が出来、

ミスマッチは確実に減って行きます。