オリジナルではありません

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.6.25 Vol.86

本日のテーマ:オリジナルではありません

どうぞ、音声でもお楽しみください。

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社会保険労務士の篠原です。

昨日は、地元金融機関主催の
セミナーで講師を務めました。

社会保障という大きなテーマでしたが、
一部は初めて話す内容で、

準備をするのに

それなりの時間がかかります。

昨年は100回以上の講演や
セミナーで講師をしましたが、

テーマの種類は結構多く、
資料も一から作ることも
少なくありません。

特に法律や社会保障なんて、
一般の人から見ると難解な内容を、

受講生の傾向によって
どうカスタマイズするかは、

講師が、かなり腑に落として
理解していないと

ダメですね。

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本日のテーマ:オリジナルではありません
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高校や専門学校、再就職支援の
学校から

授業の中で学生に社会保障を
話して欲しいというご依頼も
少なくありません。

こういう機会って、
確かに少なすぎると思いますね。

例えば、年金や健康保険の仕組み、
労災って?、雇用保険って?

会社に提出する書類は何?

年金手帳は無くしてないよね。

雇用保険の被保険者証も
会社は求めるから準備してね。

こんな授業をしますが、
最初からテキストがあるわけでもなく、

結局一から作ります。

それは、全てがオリジナル
というわけではなく、

行政が配布している資料などを使い、
オリジナルにカスタマイズして
いくわけです。

無形の知識も同様で、

例えば、福利厚生の助言をした
会社の事例を、

セミナーなどで別の会社に
カスタマイズして伝え、

また別の成果が生まれていく
わけです。

結局、伝える側に合わせた
カスタマイズの力って、

重要なんだということです。