一貫したメッセージの威力

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.6.19 Vol.80

本日のテーマ:一貫したメッセージの威力

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社会保険労務士の篠原です。

昨日のホテルは、「スーパーホテル」

日本経営品質賞を2回も受賞した
ホテルに初めて泊まりました。

キーワードは「lohas(ロハス)」

健康と地球環境に配慮した
取り組みが一貫していました。

壁や天井には、空気を浄化したり、
湿度を調節したりする珪藻土を使い、

その他にも照明、水、枕、ベッド
これでもかと有機食材を使った朝食など

一貫したメッセージと取り組みは、
品質賞や固定ファンの多さも、
うなづけるホテルでした。

その後は、東京から大分へ移動。

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本日のテーマ:一貫したメッセージの威力
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空港に着いて向かったのは別府。

西別府病院が全国で初めて

「野球医学科」を開設し、

「野球障害の現状・選手の長期育成」

というテーマのスタートアップセミナーを
開催するというので、受講して来ました。

そうそうたるメンバーで、
内容も考えさせられるものばかりでしたが、

一番興味深かったのが、

投手の肘や肩の障害は、

小学生の頃の練習やフォームが
主な原因だということでした。

野球界は、団体が乱立しており、
長期育成システムという概念が
欠けています。

今後は垣根を越えて、
真剣に考えていなければ、

他のスポーツに競技人口を
奪われてしまう事態が
加速していくでしょう。

職場でも同様で、

新卒で入社して定年まで勤める
大会社とは違い、

多くの中小企業は、中途採用がほとんど。

どうしても研修は、その場しのぎの
単発になってしまうわけです。

離職率を減らすと言いながら、

定年までの長期育成という視点が
抜けている、

そう感じた一日でした。