熱血指導を求めてる?

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.6.3 Vol.64

本日のテーマ:熱血指導を求めてる?

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社会保険労務士の篠原です。

とある経営者と部下の指導について、
話をしていたときのこと。

「最近の若い人は、
少し厳しく注意すると
すぐ辞めてしまうんです。」

多くの経営者や上司、
人事担当者が抱えている
共通の悩みのようです。

一般的に言われることですが、
幼い頃から怒られることに
慣れていない為、

少し強く注意されると、
すぐに心が折れてしまうわけです。

上司から「バカか」と言われて、
次の日から休んでいる若手社員も
いるそうです。

失敗すること、傷つくことが
極端に嫌いという傾向が
あるようですね。

すぐにパワハラだと言われかねないわけで、
上司としては指導方法が

本当に難しい時代ですね。

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本日のテーマ:熱血指導を求めてる?
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平成28年度の新入社員を対象にした
産業能率大学の調査では、
「理想の上司」は、

2年連続で松岡修造さんでした。

意外でしょうか。

だって、熱血指導の権化のような人ですよ。

他にも日本アンガーマネジメント協会が、
怒りをテーマにした調査結果で、

この人になら「怒られたい著名人」部門では、
やはり2年連続でマツコ・デラックスさんが1位。

理由として、

「的確にはっきり言ってくれそう」
「正論で、相手の気持ちも汲みながら叱りそう」

ちなみに2位は松岡修造さん。

熱血指導をされたいんでしょうか(笑)

叱る側としても、自分の感情を
ぶつけるのが目的ではなくて、

何らかのメッセージを届けたいわけで、

それが、なかなか届かないので、
ついつい大声になってみたり、
状況によっては、手が出てみたり。

少なくても人格を否定しないような
叱り方は必要ですね。