それはズレてませんか?
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■■ 優先順位のツボ ■■ 2016.5.21 Vol.51
本日のテーマ:それはズレてませんか?
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社会保険労務士の篠原です。
昨日は、自治体職員さんの
新任監督者向けに研修講師として
登壇しました。
昨年に続いてのリピートオーダーです。
ありがたいですね。
テーマは「ワーク・ライフ・バランス」
参加者は約160名。後ろまで見えません。
終日研修の最終日、週末、昼食後の午後一、
という3重苦(笑)を乗り越え、
まだまだしゃべりたい衝動を押さえながら、
予定どおりジャストタイムで終えました。
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本日のテーマ:それはズレてませんか?
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ワーク・ライフ・バランスって言葉、
どのように理解していますか?
仕事と生活の調和なんだから、
イメージとして
・残業しないこと
・有給をたくさん取ること
・育児や介護
・男性の家事育児
・プライベートの充実
・趣味
などなど
こんな感じでしょうか。
多くの経営者が持つイメージも
同様です。
定義はどうでしょう。
国の憲章より内閣府の定義が
わかりやすく、
ポイントは
「自ら希望するバランス」
要は自分が何をしたいのか、
それを実現するのが、
ワーク・ライフ・バランスで、
残業しないことイコール
とは限らないわけです。
ここに理解のズレが発生すると
会話になりません。
仕事も同様ですね。
例えば上司から依頼される
会議の議事録作成
「なるべく早くやってね」
困りませんか?いつまでなんでしょう。
今日中、明日まで、来週中、
明日なら朝一、お昼、終業時間まで、
わかったようで、
認識している定義や理解が違うと
上司としても期待どおりにならず、
叱責のボリュームが大きくなり
余計なトラブルが生じます。
期限の他にも
詳細が必要なのか、趣旨で十分なのか、
レイアウト、周知方法・・・
指示をする方は具体的に伝えないと、
そこにやり直しが生じます。
まさに無駄な時間です。
上司によるバラバラの特徴を押さえると
阿吽の呼吸 が出来上がり、
仕事も進めやすくなります。
ノー残業デーもいいでしょうが
やり直しのロスを減らすだけでも
残業は減っていきます。