相手の意図は何か
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■■ 優先順位のツボ ■■ 2016.5.18 Vol.48
本日のテーマ:相手の意図は何か
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社会保険労務士の篠原です。
先週から重たい相談の連発。
この世界に足を踏み入れて10年、
開業して8年目。
少しは慣れたとはいえ、
やはり緊張感が高まるケースも
少なくありません。
トラブル内容は様々で、
一定のパターンがあるとはいえ
ケースバイケースで考える必要もあり、
余計にコジレるのだけは
避けないといけませんが
初期の対応を誤り、
感情的なボタンの掛け違いや
そもそもの人間関係が破たんしていて、
結果的に労働法違反として表面化する
こんなパターンがとても多いのです。
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本日のテーマ:相手の意図は何か
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日々、私たちは、
「職場の困ったこと」を解決する
仕事をしています。
それは、労使間だけではなく、
従業員同士のもめごともあり、
労働基準監督署に
法違反を勧告されたり、
トラブルじゃなくても
入退社に伴う手続きだったり、
労災の給付だったり。
自社で出来ないから、
困って専門家に依頼するわけですね。
更に進んで予防という観点からも
「働きやすい職場作り」は、
キレイごとではなく、
重要な経営戦略であるべきです。
残念ながら起きてしまうトラブルは
まだ表面化していない状況で
押さえるというのがポイント。
大きくなってしまう原因の一つが、
相手の意図を読み取れないから
というのは、結構あります。
パワハラ被害の相談を受ける社長が、
一方的に加害者を叱責したり、
被害者は聞いてくれるだけで
良かったと思っているのに、
加害者を、
「クビにしてやる!」、
「配置転換だ!」
結果的に、被害者も会社に
居づらくなるケースもあるんですね。
相手が何を求めているのか
わからないなら、
聞けばいいんです。
いずれにしても、
相手の目的や趣旨がわからないまま、
一方的に対策を練るのは、
ドツボにはまる場合が高いですよ。