非常事態

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■■ 優先順位のツボ ■■　　2016.4.16　Vol.16

本日のテーマ：非常事態

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社会保険労務士の篠原です。

九州地方、特に熊本が
とんでもないことになっています。

１６日１時２５分頃に起きた地震では、
大分県内でも震度６弱を記録。

マグニチュード７．３は
阪神大震災と同じ規模とのことです。

大分でも明らかに
１４日の地震よりも大きく揺れました。

自然の猛威に対して、人間の無力さを
改めて思い知らされています。

とにかく非常事態です。

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本日のテーマ：非常事態
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こんな状況ですが、
メ－ルマガジンは発行します。

私の分野では主に労使トラブルが
会社の非常事態ということになりますが、

先日、こんな依頼をいただきました。

給与計算、入退社などの手続きを
一人で行っていた総務担当者が
急に退職してしまい、

どうすればいいのか
誰にもわからないので
なんとか助けて欲しいとのこと。

伺ってみると
３月末の退職者、４月に入社した新卒の
手続きが全く手つかずという状況でした。

雇用保険では、
退職者の離職票発行が最優先で、
加入手続きは先送り。

健康保険証は急ぐので最優先。

取り急ぎ資料を準備してもらい
書類作成をしながら提出への流れを指示。

なんとか通常の段階まで戻したところです。

メイン担当者にサブ担当者をつける。

基本的な部分は
誰もが出来るようにマニュアルを作る。

やろうと思えば難しくないことですが、

この会社に限らず、
このような「急がないけど重要なこと」は
どうしても先送りしてしまいがちです。

非常事態が起きてから
ようやく気づくというのでは
リスクが高過ぎますね。