初めが肝心

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.4.4 Vol.4

本日のテーマ:初めが肝心

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アンパイア社労士の篠原です。

昨日は自分のチームの開幕戦。
高松宮杯の予選1回戦です。

小雨の中、ぬかるんだグラウンド状態で
初回から守備が乱れ、ズルズルと失点して
しまいました。

こちらもランナーは出すものの、

相手投手を打ち崩せず、
あと1本が出ないゲーム展開で完敗。

やはり、立ち上がりが肝心だと
思い知らされた試合でした。

その後は雨の中、審判で2試合。

体がボロボロです(笑)

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本日のテーマ:初めが肝心
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過重労働、ハラスメント、解雇に不利益変更

職場の問題は会社によって様々ですが、

私の経験上、トラブルの多くは
感情的なもつれから

労働基準法違反等が表面化し、労使紛争に
発展するという場合が多いように思います。

「社長が許せない!」
「辞めるなら、労働基準監督署に訴える。」

そして、トラブルになる多くの案件では
入社の際に、労働条件が明示されていません。

労働基準法第15条では書面で
使用者に労働条件の明示を義務付けています。

当たり前の事ですが、
いつからいつまで、
どこで、どんな仕事をするのか、
賃金は・・・、

それに対して、この条件なら働きますと
いう約束が労働契約です。

初めに労働条件を確認する事は
トラブル防止の大きな役割があります。

入社時に大まかな労働条件を
“口頭”で伝えられて働いたが、
支給された給料が約束と違うようだ、

入社3か月は試用期間だと
思っていたら3か月の期間雇用だった、

不信感からボタンの掛け違いが発生し
賃金未払いや解雇などの労使紛争に発展する
パターンは

労働条件の明示で防止することができます。

何ごとも初めが肝心ということですね。