企業戦士の使い方

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.2.20 Vol. 1,421
本日のテーマ:

企業戦士の使い方

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◆1・ 昨日のこと
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午前中は、

よろず支援拠点での相談業務。

午後からは、

コンビナート企業の勉強会で
女性活躍についてのセミナーに登壇しました。

このコンビナート企業に

高校卒業から定年まで勤め上げたのが
数年前に亡くなった父。

高度経済成長やバブルも経験し、

3交代勤務で夜勤も多かったので、
小さい頃に遊んでもらった記憶が
ほとんどありません。

それ(父親が家にいない)が当たり前
という環境で育ったので、

私自身も

社会に出てからしばらくは
生活が仕事しかありませんでした。

2020年登壇記録集計中
16回目
参加者25名(累計547名)

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◆2・ 本日のテーマ

企業戦士の使い方

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野球のイチロー選手(引退しましたが)

将棋の藤井聡太七段

「片付け」で世界進出した
コンマリこと近藤麻理恵さん

さて、この3人の共通点は何でしょう。

それは、

1つのこと(野球、将棋、片付け)に
誰よりも長く時間をかけた人

だということです。

もちろん、それ(時間)だけではなく
ずば抜けて能力も高かったでしょう。

でも、幼い頃から、

誰よりもそれが好きで好きで、
友達と遊ぶことよりも勉強よりも

優先してきた結果なのです。

気が遠くなるような時間は
価値に転換できます。

さて、現在の高齢者(シニア)は
高度経済成長からバブル時代、

企業戦士として
まさに24時間戦い続けてきた世代です。

高齢者(シニア)の活用というと、

とかく、草刈りだとか、清掃だとかに
目が向けられますが、

実にモッタイナイ。

人手不足の今、

確かに、正規社員がやりたくない作業や
社会貢献的に仕事をお願いする部分も
あるでしょうが、

むしろ、

家庭や私生活を顧みず、
長い時間を仕事に会社に投入してきた経験を
生かさないのは

本当にモッタイナイと思うのです。

時間の長さは価値(能力)に転換し、
得意に変わります。

今では受け入れらない

「男は仕事、女は家庭」が当たり前だった
時代を過ごしてきたので、

会議の進行に慣れた男性は
自治会でも能力を発揮しますし、

専業主婦として家庭を守ってきた女性は
そのきめ細かい視点からの

整理や清掃に長けています。

こんな価値を企業でも生かさずして、

何のためのシニア活用なんだと

私は思う。

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◆3・ 編集後記
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来週25日(火)は
新横浜プリンスホテルで開催される

「保育所・認定こども園
リーダートップセミナー」に登壇します。

ご依頼をいただいたのが
昨年の9月6日で、

ようやく来たよと思ったら
コロナ騒動が勃発。

開催するかどうか
慎重に協議を重ねた結果、

やります!

と主催者から電話が入り、
製本された資料が届きました。

全国から400名以上の
保育関係者が集まるセミナーです。

やるからには
来ていただいた方のためにも

燃え尽きます。