女性活躍を進める上での重要なポイント

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.2.18 Vol. 1,419
本日のテーマ:

女性活躍を進める上での重要なポイント

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◆1・ 昨日のこと
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中小企業の支援団体の職員さんを
対象とした研修に登壇しました。

相談窓口として知っておきたい
労務管理の話です。

知っているツモリの多い分野を中心に
解説をしました。

ところで、目の間に知人が座っていて
(お互いの職業を知らなかったもので)
ビックリ。

セミナー講師をやっていると
まあまあの頻度で発生するあるあるです。

2020年登壇記録集計中
15回
参加者16名(累計522名)

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◆2・ 本日のテーマ

女性活躍を進める上での重要なポイント

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百貨店勤務時代、

新卒時には希望どおり婦人服に配属されました。

選んだのは百貨店の花形部署だから
という理由です。

売上額はもちろん、売場面積も、
キラキラ感も(笑)

特に何も考えず、

ガムシャラに働いていましたが
何を勉強すれば良いかわからなくなった私は、

マテリアル(素材)に目をつけました。

新人では珍しく繊研(せんけん)新聞という
業界紙を購読し、

売り場の商品の素材や折り方を
必死に覚える毎日。

ところが、

女性が気にしているポイントはそこ
(マテリアル)ではなかったのです。

福岡店に転勤した際、

商品本部出身のエリート部長(男性)が
広告に使う商品を新人の女性社員に
選ばせていました。

「だって俺、男だからわからない・・・」

ここで、

ようやく根本的な間違いに気がつきます。

異性の気持ちなんて
どうやってもわからないのです。

だって当事者じゃないから。

仕事柄、

女性が活躍できる職場環境を
相談される場合があります。

男性の経営者や管理職に。

「当事者に聴くしかない」
というのが結論ですね。

私も含めて男性だけで
ウンウン考えてもわかるわけがないのです。

でも、方法論は変わりません。

できる部分とできない部分を分けて
できる範囲で実行していく。

これは一緒。

また、年齢性別問わず誰もが働きやすい
職場環境作りをゴールにしないと、

当事者以外が「自分は関係ない」と
シラケてしまいます。

そして何より、

まずは今いる社員の満足度が高まらないと
女性活躍なんて実現できません。

受け入れる体制が整っていないのに、

女性活躍を推進したって
うまくいくはずがないのです。

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◆3・ 編集後記
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島根に長岡塗装店という
建設業の会社があります。

塗装です。

なかなか人が集まらないどころか
女性なんて全くいない。

そんな状況を変えようと、

女性の役員(社長の奥様)が
女性目線で改善をした結果、

今では、全社員30名中
3分の1の10名が女性です。

現場監督や職人にも女性が活躍しており、
育休を取っている女性の職人もいます。

ホームページでも女性社員を全面的に
出しています。

女性だけではなく、
誰もが働きやすい職場作りを進めた結果です。