中小企業が目指すべき働き方改革のゴール

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.2.14 Vol. 1,415
本日のテーマ:

中小企業が目指すべき働き方改革のゴール

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◆1・ 昨日のこと
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午前中は、消防署でハラスメント研修。

午後は、採用戦略についてのセミナーに
登壇しました。

10社限定でしたが
なんと3社しか集まらず。

まあ、それはそれで、

個別面談も含めてジックリと、
そして力の限りお話ができました。

2020年登壇記録集計中
11・12回目
参加者30・3名(累計411名)

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◆2・ 本日のテーマ

中小企業が目指すべき働き方改革のゴール

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働き方改革関連法は順次施行されて
いっています。

昨年4月の年次有給休暇の
強制付与を皮切りに、

今年の4月からは中小企業でも
いよいよ時間外労働の上限規制が
スタートしますね。

同一労働同一賃金は
大企業が先行しているとはいえ、

中小企業も来年の施行には
間に合わせなければなりませんが、

大企業と同じように手当の支給や
休暇の取得を増やすわけにもいかないのが

中小企業の台所事情でしょう。

ところで、

日本生産性本部が毎年行っている
新入社員の意識調査では、

働く目的として
「楽しい生活をしたい」ために働く
という人が、

約20年前から顕著に増えています。

まあ、年代問わず、誰でもそうでしょう。

働くことが幸せにつながらないなら
働く意味が無いのですから。

では、「楽しい」とは
具体的にどういうことでしょうか。

私は仕事柄、様々な企業との
お付き合いがありますが、

断言できるのは、

給料が高くて労働時間が短ければ、
社員が幸せそうか。
モチベーション高く働いているか。
休日明けにワクワクしているか。

というと、

そういうわけでもないのです。

「楽しい」定義は人それぞれとして、
以下の文章を眺めてみてください。

給料が安い
仕事がキツイ
会社や職業が地味
休みが少ない

・・・でも楽しい。

一方で、

コミュニケーションが無い
未来や夢が描けない
会社や職業にプライドが持てない
成長できない

・・・でも楽しい。

さて、どちらが成立するでしょうか。

私は前者だと思います。

つまり、

ハラスメントの無い
社内の円滑なコミュニケーションを土台に、

未来や夢が描けて、
会社や仕事にプライドを持て、

働く人が成長できる環境作り。

中小零細企業の目指すべき
働き方改革のゴールは、

ここなのです。

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◆3・ 編集後記
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3日で5件の登壇を乗り切りました。

来週は4件。

内容も含めて、
かなりハードルの高い登壇と

なりそうです。