残業前提の職場が淘汰される理由(その1)

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.1.29 Vol. 1,399
本日のテーマ:

残業前提の職場が淘汰される理由(その1)

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◆1・ 昨日のこと
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終日、よろず支援拠点での相談業務に従事。

相談対応をする私たち専門家は
(コーディネーターと呼ばれています)

雇用契約ではなく委託契約なので
残業という概念はありませんが、

基本的に皆さんピタっと
時間どおりに終了します。

もちろん、(報酬は出ませんが)
必要であれば残業や休日出勤するのも
苦痛ではありませんが、

意識の高い責任者が声掛けをしますので
無駄な残業はありません。

2020年登壇記録集計中
6回
参加者累計194名

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◆2・ 本日のテーマ

残業前提の職場が淘汰される理由(その1)

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ようやく断食が終わり、
スープを飲みながら今この作業をしています。

週に1日(原則は月曜日)だけですが、

食事を一切取らず水分だけ
というダイエットを継続しています。

夕方以降は集中力が切れるので
チョコレートを舐める時もありますが、

胃腸を休めるために固形物は取らないので
1回で約2kgは落ちます。

1日といっても24時間ではなく、

晩御飯を食べ終わった夜から始まり
翌翌朝にようやく終わるので、

30時間以上は続くのです。

2年前は失敗した正月太りから
今朝でようやく戻しました。

そりゃあツライですよ。
でも、1日だけです。

断食やファスティングは
短期間でしか行えません。

だからこそ、

「ココだけ頑張れば良い」と思えるので
継続ができているのではないでしょうか。

ダイエットでも、

毎日やるとなるとキツイので、
アクションのレベルは下がります。

毎朝5時に起きて10kmランニングする。

炭水化物を制限する。

野菜しか取らない。

こんなキツイダイエットは
私には無理です。

白湯を飲む。

30分歩く。

毎日体重計に乗る。

この程度だからこそ継続ができ
マイナス15kgという結果も出ます。

残業前提の会社にも同じ傾向があります。

仕事なんて探せばいくらでもあります。

経営者や上司が夜遅くまで帰らないと

とてもじゃないですが若手社員は帰れません。

見えないゲートを破って帰るのは

至難の業なのです。

そのうち慣れてくるのは
「正常性バイアス」に陥るから。

「これが正常だ」と
自分を誤魔化してしまうようになります。

私自身がそうでした。

それが当たり前になってしまうと
後輩にも同じ状況を求めるように・・・。

まさに負のスパイラルですね。

そんな残業前提の会社は
日中の生産性が驚くほど低いのが特徴です。

だって、人間そんなに頑張れないですもの。

残業でやればいい。休日出勤してやればいい。

当然ですが、

本来の労働時間に頑張るのを辞めます。

そのうち全員が疲弊していきます。

このような職場が社会から淘汰されるのは
時間の問題だというわけです。

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◆3・ 編集後記
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今日と明日は福岡で研修を受講します。

今後、講演等で依頼が多く入っている
テーマなので

集中して勉強してきます。

アウトプット前提のインプット(仕入れ)は
最強です。