要注意!無意識に相手を傷つけてはいませんか?

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.1.23 Vol. 1,393
本日のテーマ:

要注意!無意識に相手を傷つけてはいませんか?

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◆1・ 昨日のこと
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警察学校での講義に登壇しました。

せっかく外部講師を呼んだのだからと
各署からも集まったので、

計100人の警察官とその卵に
囲まれました。

終わったら、かなりヘトヘトでした。

本人達は気づいていないけど、
かなりの圧力を感じていました。

2020年登壇記録集計中
4回
参加者100名(累計146名)

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◆2・ 本日のテーマ

要注意!無意識に相手を傷つけてはいませんか?

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言いたいことを言い合える社会

一見素晴らしいことかもしれません。

しかしながら、

みんなが相手の受け取り方を考えず、
好き勝手にしゃべることが

良いことだとは思えません。

傷つこうがなんだろうが、
自分の言いたいことを言いたいように言う。

逆にギスギスした世の中になりそうですよね。

コミュニケーションは
情報伝達の手段ですが、

受け取り方によって
正しい情報が伝わりません。

せっかく発した言葉が
何らかの記号と変わらないだなんて、

もはやコミュニケーションとは
言えないのです。

だからこそ、もっともっと、
言葉は注意して選択する必要があります。

私自身も、指摘を受けたことがあります。

「営業マン」と言っていたら、
ある方から「マン」は「人間」という
意味もあるが「男性」と受け取る人もいる。

そう教えられました。

確かに、聞いた女性の営業の方は
不快に思うかもしれない。

それ以来、

「営業の方」や「営業パーソン」と
表現するようにしています。

まだまだ、誰かを傷つけている
かもしれませんが、

かなり注意をして話すように
努力しています。

以前、こんな事を言っている方がいました。

「大分県人だったら唐揚げや
鳥天(鶏肉の天ぷら)は好きなはずだよね」

みなさんはどう思いますか?
鶏肉が苦手な人もいるでしょう。
その人は大分県人ではないのですか?

もちろん、話している方に悪気はありません。

「足切り」

これだけ聞くとドキッとしませんか。

社会保険労務士の試験には、
科目別合格というものはありません。

ボーダーライン制の試験なので、

1つの科目でもボーダーラインを下回れば
他が満点でも不合格となります。

それを「足切り」と表現する方がいます。

本人には悪意はありません。

ですが、足に障害のある方が聞いたら
どんな不快な思いをするでしょう。

「ボーダーライン」でも「基準点」でも
伝わるのです。

こんなことを話していると

「昔は良かった」

「気にしていたら何もしゃべられなくなる」

そう反応する方もいますが、
いつの時代も誰かが心を痛めているのです。

言葉を発している方は悪気が無いけれど、

悪意の無い言葉こそが最大の悪意だ
というわけです。

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◆3・ 編集後記
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大分はしばらく雨が続きます。

こうなると、朝晩のウォーキングが
できないので、

歩数を稼げません。

まもなく、挑戦する予定の
おおいた歩得(あるとっく)のミッションが
始まりますが、

対策を考えておかねば。