正直、労働生産性の向上ってピンときますか?

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.12.19 Vol. 1,358
本日のテーマ:

正直、労働生産性の向上ってピンときますか?

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◆1・ 昨日のこと
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イカで有名な佐賀県呼子(よぶこ)に
行って来ました。

もちろんイカを食べに、
そして日帰りです。

東京から共通の知人が来る
ということで

車で福岡空港に向かい、
その知人を拾って呼子へ。

とにかく美味しいイカでした。

ただ、車で移動している時間は8時間。

まあ、

私は助手席に座っていただけですが、
今後の仕事に生きる様々な情報交換が
できたので、

全く退屈しませんでした。

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◆2・ 本日のテーマ

正直、労働生産性の向上ってピンときますか?

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2018年における労働生産性の
国際比較が発表されました。

結果は毎年同じ。

1970年以降、先進7か国の中で
最下位だそうです。

ただ、国際比較となるとマクロ過ぎて
印象操作されている感があるので、

少し整理したいと思います。

生産性とは

「インプット(投入)に対して
どれだけアウトプット(産出)できたか」

で計算されます。

では、労働生産性はどうでしょう。

結果論的に表現すると、
利益を全労働時間で割った数値
というところでしょうか。

だとすると、利益に結びつかない仕事を
排除していくという極端な流れになるのは
危険です。

営業部門以外の、直接的に利益に
結びつかない仕事なんてたくさんありますが、
間接的には関連しているはず。

顧客満足度調査などで数字に出ない
貢献度を数値化する方法は

たくさんあります。

私なりの解釈ですが、
労働生産性の向上とは

「本当に大切な仕事に投入する時間を増やす」

で、問題は、

この(労働生産性)定義が、
経営者とスタッフ、スタッフ同士で違う
としたらマズいのです。

働き方改革に取り組む前に
まずはここの共通認識を持ちましょう。

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◆3・ 編集後記
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労働生産性を上げる様々な取組をしても

不機嫌な経営者や上司、スタッフが
1人いるだけで職場の雰囲気が下がり、

結果として労働生産性も落ちていきます。

面白いものです。