なぜ男性の育児休業取得率は上がらないのか?
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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■
2019.11.22 Vol. 1,331
本日のテーマ:
なぜ男性の育児休業取得率は上がらないのか?
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◆1・ 昨日のこと
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とある行政からご依頼をいただき、
職員さんを対象に男性の育児について
お話しました。
妻からは(いつものことですが)
「はっ?あんたが育児の何を話すの?」
というお言葉をいただきました(笑)
午後からは旅行の準備です。
こうなると仕事に集中するなんて
無理ですね(笑)
2019年登壇記録集計中
92回目
参加者12名(累計3,543名)
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◆2・ 本日のテーマ
なぜ男性の育児休業取得率は上がらないのか?
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働き方改革は意識改革
と言っても良いくらい、
ここが成功のカギを握っています。
無意識の思い込みを払拭しなければ
何も変わりません。
でも、これ(意識改革)が
なかなか難しい。
なぜなら無意識だから。
例えば、
「男性の育児休業取得率」は6.16%
国の数値目標では2020年に13%
もう絶対に無理ですね。
民間でも公務員でも
男性にアンケートを取ると
自分以外の誰かや何かが原因で
育児休業が取れなかったと回答する率は
高くなるのが現状です。
本当に自分以外の責任なのでしょうか。
取りたいのに取れなかったのか
取れるのに取らなかったのか
対策は変わってくるので
現状把握を慎重にしなければならない
ということです。
いずれにしても
こうなると国は法律を改正します。
ですが、それだけでは
数値は上がっても
本質的に育児に取り組む男性は増えません。
意識が変わらないからです。
意識改革の方法は
経営者、管理職又は上司、一般社員では
三者三様。
意外にむずかしくないのが
経営者です。
それは数年前とは状況が確実に違うから。
大分県内でも求人倍率1.5~1.6で
推移しており
ほぼ、どの産業でも人手不足が
顕著になっています。
もう、やらざるをえないのです。
中小零細企業で
男性が育児休業を取るのは
かなり大変ですが、
実はそこに向かうプロセスで
会社は良くなっていきます。
仕事の棚卸
無駄な仕事を無くし、属人化を排除する。
労働生産性は確実に上がるはずなのです。
危機感と業績の向上
このセットは経営者にとって
説得力はあります。
意外に難しくないというのが
経営者の意識改革なのです。
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◆3・ 編集後記
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今から2泊3日で家族旅行
東京ディズニーランドに行って来ます。
子供も朝4時過ぎに起床。
目覚まし一発で起きました。
そんなに早く起きられないというのは
思い込み。
楽しいことが待っていると
ベッドから飛び出てくるのです。