目指すべきは「あるべき姿」

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.8.17 Vol. 1,234
本日のテーマ:

目指すべきは「あるべき姿」

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◆1・ 昨日のこと
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家族で九重へ。

ランチの後は、釣り堀でヤマメ釣り。

釣った分はすぐに塩焼きにして
食べられるので、

とても美味しくいただきました。

温泉に入ってから、

最後は、大分市内のトンカツ屋へ。
まずまず・・・かな。

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◆2・ 本日のテーマ

目指すべきは「あるべき姿」

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甲子園球場では高校野球の
全国大会が行われています。

熱戦に次ぐ熱戦ですが、
そこでこんなプレイがありました。

投球が体に当たった打者が審判に
「避けなかった」と自己申告したのです。

私自身、審判をしているので
よくわかりますが、

とても異例のことです。

故意と取られないよう当たりにいく
アンフェアな選手もいますから。

通常ならデッドボール
(正式にはヒット・バイ・ピッチ)と
なりそうなところ、

審判もそれ(故意)を認め、
ボールの判定。

そして、次の投球をホームランにした
という漫画のような流れで、

フェアプレイとして称賛されました。

故意に投球に体を当てる行為は
アンフェアなプレイそのものですが、

私が野球をしていた頃は、
指導者から教えられていました。

それは技術だったのです。

一方でいわゆるサイン盗みは、
いつも話題になります。

春の選抜大会でも、
2塁走者が捕手のサインやコースを
打者に伝えていると疑われ、

両校の指導者同士で争いになりました。

監督が出すサインを解読して
野手が備えるのは技術。

2塁走者はアンフェア。

その境界線はみんなが見えるかどうか
というところなのでしょうか。

フェアプレイ、正々堂々、
スポーツマンシップ・・・

とても曖昧です。
時代によっても変わるのでしょう。

抽象的なことを具体的にする
ということは、

ルールブックなどで規定するしか
ありませんが、

スポーツの世界では残念な結論と言えます。

職場でも

就業規則なんて薄い方が良いと
個人的には思います。

してはならないことより
あるべき姿を明確にした方が

良いのではないでしょうか。

ゴミが落ちていたら
拾わなければならない。

なんて規定するより

キレイな職場を作りましょう。

そして、

キレイの定義は曖昧なので
写真などで誰もが理解できるように
することで

境界線がわかりやすくなるはずです。

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◆3・ 編集後記
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残業当たり前で成果を出すのか

定時で帰って成果を出すのか。

指導者の「あるべき姿」の設定で
会社は大きく変わります。