綱引きのように自分のフィールドに引き込むコツ

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.6.29 Vol. 1,185
本日のテーマ:

綱引きのように自分のフィールドに引き込むコツ

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◆1・ 昨日のこと
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よろず支援拠点での相談業務の後は、

県庁職員さんを対象とした研修会に
登壇しました。

広いホールに埋めつくされた人。

そして、テレビ会議システムを利用して、
遠隔地の職場もつないだので

史上最大800名規模の講演です。

まあ、目の前に座っているのは
300名程度ですが、

それでもそれだけの数の目が
こちらに向けられているわけで、

緊張しないんですか?

と、よく聞かれますが、
これだけ多いとむしろ緊張はしません。

必ずいる「聞く気の無い人」が
目立たなくなるからです。

ボーナスの支給日、金曜の夕方、
最後のコマ、というハードルの高い(?)
設定でしたが、

何名かの方には確実に影響が
与えられたのではないかという

手応えでした。

2019年登壇記録集計中
47回目
参加者800名 (累計2,658名)

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◆2・ 本日のテーマ

綱引きのように自分のフィールドに引き込むコツ

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昨日の研修は「メンタルヘルスのお話を」
というご依頼でした。

ご存じのように
私は社会保険労務士です。

労働の専門家というと
ザックリし過ぎかもしれませんが、

カウンセラーでも
メンタルヘルスの専門家でも
ありません。

会社内のラインケアを話しても
他人事になってツマラナイので、

社会保険労務士ならではの
セルフケアの手法で良ければと
ご依頼を受けました。

原則、講演の類は断りません。

私の生命線でもあり、
好きな仕事でもあるからです。

なので、大概のご依頼は断りませんが、
それは様々なテーマを引き受ける
ということでもありますし、

付け焼刃の勉強では
とても聞く人の満足を得られないものも
少なくありません。

成功のポイントは、

綱引きのように
とにかく自分のフィールド(得意分野)に
引き込むということです。

フィールドとは「能力」と「経験」が
重なる部分のこと。

これができれば、
例えば子育ての話も何とかなります。

対象年齢にはよりますが

「(研修講師が話す)自己肯定感の高め方」

だったり、

「親が知っておきたい求人票の見方」

なんてテーマでも話せます。

なんであなたの子育ての話を
聞かないといけないの?

フィールドに引き込むということは
このような修羅場を避けるメリットも
ありますね。

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◆3・ 編集後記
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社会保険労務士の仕事を
詳しく知っている人は少ないので、

講演では

「『働く』と『幸せ』をつなぐ
仕事をしています」

と自己紹介しています。

キレイごとに聞こえるかもしれませんが、
割とマジにそこを追及しています。