閉鎖的な業界に特徴的な「井の中の蛙」

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.6.21 Vol. 1,177
本日のテーマ:

閉鎖的な業界に特徴的な「井の中の蛙」

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◆1・ 昨日のこと
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東京出張2日目は

「ブラたけし イン東京」の予定でしたが、

やりたいことを整理していたら
次から次に湧いてきて

カフェから動けなくなって
しまいました。

午後からは

尊敬する社会保険労務士の
桑原先生(http://www.frisco-gcs.com)と会い、

夕方からは

美崎栄一郎さん(https://note272.net)と
やりたい事をどうやって実現していくのか
相談を兼ねた食事会、

21時からは

研修コンテンツの相談で
春野真徳さん(http://www.spring-field.co.jp)と
一杯。

過去最高に充実した出張となっています。

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◆2・ 本日のテーマ

閉鎖的な業界に特徴的な「井の中の蛙」

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東京初日の一昨日、

私の人生を変えてくれた安藤哲也さん率いる
ファザーリングジャパン(https://fathering.jp)が
緊急フォーラムを行うということで

急きょ参加してきました。

保育士の職場環境をどうやって
改善していくのかというテーマでしたが、

パネルディスカッションでの質問コーナーでは
真っ先に手を挙げました。

何を質問したのかというと
「休憩」の取り方。

保育現場の働き方にも
特徴は様々ありますが、

その中でもこの「休憩」は
取れていない保育園が多いのでは
ないでしょうか。

本来は労働から完全に解放されていないと
いけないわけですが、

午睡と呼ばれるお昼寝の時間に

体動(体の向き)を記録したり、
保護者への連絡帳を書いたり。

これを「休憩」と称している時間帯に
行っています。

そこで、パネルディスカッションに
登壇していた経営者に

この質問をぶつけたというわけです。

そこはさすがで、

3社の経営者がそれぞれ工夫をして、
しっかりと休憩を与えていました。

別フロアに休憩室を作っている
会社もあれば、

休憩時間帯だけの代替要員を
地域の人から雇用していたり。

そして、特徴的だったのは

この3社の経営者とも異業種からの
参入だったということ。

他の業界を経験していることで、
「当たり前」の休憩の取り方を
知っています。

閉鎖的な業界では、
その「当たり前」が危険なのです。

誤解を恐れずに言えば、

保育現場だったり
医療現場だったり
学校現場だったり。

閉鎖的というのは異業種への転職が
起こりにくい業界という意味ですが、

世の中の常識がわからないことから、
この業界では当たり前という

「集団同調性バイアス」が発生します。

まさに「井の中の蛙大海を知らず」

だからこそ、どんどん外に出て、
たくさんの業界の人と会話をして、
色々な経験をすることが、

最終的に仕事に生きてくるというわけです。

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◆3・ 編集後記
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それにしても・・・、

労働保険の年度更新、
社会保険の算定基礎届と

社会保険労務士の業界は
今が一年のピークです。

この時期に3日間も事務所を
空けて

全く問題無いというのは
3年前から比べると夢のようです。