設定型の課題解決は、掘り起すことから始まる。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.6.13 Vol. 1,169
本日のテーマ:

設定型の課題解決は、掘り起すことから始まる。

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◆1・ 昨日のこと
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評議員を務める社会福祉法人で、
今年度1回目の評議員会に出席。

午後からは、よろず支援拠点での
相談業務に対応した後、

夜はメンタルヘルスの勉強会に出席。

長い一日でした。

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◆2・ 本日のテーマ

設定型の課題解決は、掘り起すことから始まる。

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私なりの解釈ですが、

タイムマネジメントは
2つの要素から成り立っています。

1つは目標達成。
もう1つは効率化です。

目標達成のための技術という側面と

タスクを効率的に処理して、
目標達成のための時間を捻出する
という側面があるということです。

目標達成とは言い換えると課題解決。

そしてこの課題解決にも
2種類あります。

発生型と設定型です。

前者(発生型)は
すでに顕在化した課題なので、

すぐに対応しなければなりません。

後者(設定型)は
未来のありたい(あるべき)姿に
向かって

潜在的な課題を掘り起こす
という作業が必要です。

設定型は予防なので、
ここの対応をサボルると発生型、
つまり緊急事態になるわけです。

例えば、私は、健康診断で
コレステロール値が高いという
診断が出ているにもかかわらず、

これを放置した結果、

病気を発症して緊急入院する事態に
なってしまったわけですが、

これは設定型を怠ると
発生型に移行するという
良い(?)見本です(笑)

で、ここからが問題ですが、

設定型の課題を主体的に掘り起し、

その課題を解決するために、
原因の特定、
目標と行動計画(解決策)を策定し、
日々実行している人は

世の中にどれぐらいいるものでしょうか。

私の知る限り、私の周囲には、
ほとんどいません。

感覚的にですが、

おそらく5%程度では
ないでしょうか。

向上心が無いというより
知らなかった
考える機会が無かった

という方が正しいでしょう。

だって、学校生活では
習ってこなかったから。

設定型が難しい理由が
もう1つあります。

発生型は、あるべき姿が
はっきりしています。

ところが、設定型は、
まさに設定しないと課題として
認識できません。

これが難しい。

研修をしていると何名かは
「自分のやりたい事が
見つけられません」と嘆きます。

自分と向き合うことなしに
より良い人生は歩めないわけで、

「自分にとって幸せとは何か?」と
常に自分自身に問い続ける必要が
あります。

問い続けることでしか見えてきません。

仮決めで良いのです。
やってみて修正すれば良いだけです。

かけがえのない
自分の人生のオールを

他人に渡してはモッタイナイですよね。

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◆3・ 編集後記
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今日は月に一度の「ブラたけし」の
予定でしたが、

夕方から急な打ち合わせが入り
来週に延期です。

何よりもやりたい
研修の打ち合わせは

私の中では最優先です。