片っ端からしゃべっても伝わらないという話

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.5.25 Vol. 1,150
本日のテーマ:

片っ端からしゃべっても伝わらないという話

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◆1・ 昨日のこと
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佐伯市雇用・産業支援協議会から
セミナーのお問い合わせをいただき、

昨日はその打ち合わせのため
事務所まで来ていただきました。

昨年度、登壇したセミナーが
好評だったということで、

3時間を3回が1セット。
それを今回は2セットのご依頼です。

佐伯の雇用環境に貢献したいと思います。

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◆2・ 本日のテーマ

片っ端からしゃべっても伝わらないという話

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私独自の勝手な分類ですが、

話が長い人には
3つのタイプがあります。

まずは、

単純に話が好きで
自分のことばかり話す人。

相手の話すことを受けて
自分の話題に置きかえるので、

ずっと自分のことを話しています。

なので、聞いている相手にとっては
とても長く感じます。

2つ目のタイプは、

主語から述語までが長い人。

日本語は最後まで聞かないと
伝えたい趣旨がわからない言語なので
集中力が必要なのです。

問題なのは3つ目のタイプ。

本題に到達するまでが長い人です。

聞いている方は、
どの部分が本題なのかが
わからないので、

これまた最後まで集中力を切らさずに
聞かなければなりません。

私の事務所にいらっしゃる相談者も
こういう傾向の方が少なからずいます。

整理をしているつもりでしょうが、
本題に到達するまで20分

なんて長くなると、
聞いている方も疲れてきて、

突然「これはどうでしょう?」

どの部分を聞かれているのかわからず、
もう一度聞き直すことにもなります。

日常会話ならまだ良いでしょう。

これが上司からの部下指導だったら
残念な上司ですね。

先に結論を言うのに加えて、

「今日の話は3つ」といった
全体像を示すだけでも、

集中力を上げるポイントが
わかるので、

話が伝わりやすくなります。

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◆3・ 編集後記
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話が長いというのは、
相手の時間を奪っていることでも
あります。

話す方に問題がある場合は
残念ながら多いですね。