なぜ、なぜ、なぜで原因を特定する。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.4.30 Vol. 1,125
本日のテーマ:

なぜ、なぜ、なぜで原因を特定する。

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◆1・ 昨日のこと
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連休3日目。

私の入院と時を同じくして
捻挫をした子どものギブスが

ようやく外れました。

高い所から飛び降りて
着地でグキっとやったようです。

幸い骨には異常無かったものの
学校への送り迎えが必要だったので、

その間、妻には負担をかけました。

とにかく

高い所から飛ぶのが大好きで
何度言っても止めませんでしたが、

運動会のリレー選考にも
出られなかったり、

本人も色々と不便も感じたようで、

少しは懲りたようです。

親から言われるより
身を持って知ることで、

腑に落ちるものですね。

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◆2・ 本日のテーマ

なぜ、なぜ、なぜで原因を特定する。

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問題が発生した時、

ほとんど考えずに片っ端から
手をつけていっても

解決には時間がかかります。

本当の原因に対して対策を打たないと
効果的ではないからです。

しかしながら、問題に対して
原因の特定が意外に難しい。

問題を認識する。

その原因を特定する。

原因に対して目標を設定する。

目標をクリアするための
対策(アクション)を考える。

実行する。

問題解決に至るまで
このような流れになるわけですが、

その原因が間違っていれば
全てがズレていくので、

解決する可能性が下がるのです。

例えば、「体調が悪い」という
問題に対して

「肩が凝っているから」と
原因を特定したとして、

「マッサージに行く」対策を講じても、
その時だけですぐに戻るのであれば、

原因の特定が間違っているのです。

特定するには、
「なぜ」を繰り返していきます。

なぜ体調が悪いのか

肩が凝っているから
なぜ肩が凝っているのか

運動不足だから
なぜ運動不足なのか

体が重くて動くのがメンドクサイ
なぜ体が重いのか

食べる量が多いから
なぜ食べる量が多いのか

早食いだから
なぜ早食いになるのか

よく噛んで食べないから
・・・

結果的に、

問題に対して悪さをしているのは
「食べる時間が早い」ということ
だったとしたら、

3か月で5kg減という
目標設定をして、

30回咀嚼する。
30分かけて食べる。

このような対策が考えられます。

もちろん、

対策はこれだけではありませんが、
結果、体重が減り、
運動が習慣化され、
肩凝りが改善され、
体調が良くなれば、

効果があったということです。

ちなみに、

原因の特定をするプロセスの中で、

よく噛んで食べないのは
子供の頃からの習慣だから

子供の頃からの習慣は
親の教育が悪いから

こんな感じで「拡散」する場合は、
ストップ!

本当の原因の特定は確かに
難しいのですが、

そこが問題解決のキモというわけです。

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◆3・ 編集後記
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今日で平成が終わります。

2つの時代に亘ってメールマガジンを
配信できていることに

この上ない喜びを感じています。

入院中も続けてきて良かった・・・。