入院することで経験できたこと(その3)集団同調性バイアスに陥りやすい業界の特徴

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2019.4.22 Vol. 1,117
本日のテーマ:

入院することで経験できたこと(その3)
集団同調性バイアスに陥りやすい業界の特徴
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◆1・ 昨日のこと
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私の週末は
野球を中心に動いています。

いや、動いていました。

シーズンになると土日のどちらかに
野球が入ります。

家族と過ごす時間のために、
なるべく1日は空けるようには
していますが、

審判だけではなく、
自分の試合が入ると両日使うことも。

まあ、こう(病気に)なったことで
強制終了されたわけですが、

それはそれで割り切って休もうと
思えるようになりました。

運動は特に制限されていませんが、
まだまだ体力は回復中。

1週間もベッドの上にいると
足の筋力が想像以上に落ちていて、

歩くのにも少しふらつくのです。

すぐにGWに入るのはラッキーでした。

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◆2・ 本日のテーマ

入院することで経験できたこと(その3)
集団同調性バイアスに陥りやすい業界の特徴
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適正な労務管理は
労働時間の把握から始まります。

健康管理という意味でも重要ですが、

何より給与は労働時間に対して
支給されるわけなので、

いい加減な管理はその根幹を揺るがして
しまうのです。

また、労働時間に当たるかどうかの
認識がズレていると、

労使トラブルに発展してしまう場合も
ありますが、

「これまでこれでやってきた」
という集団同調性バイアスが働くことで

思考停止になってしまいます。

例えば、給与計算の資格や
実務能力があれば、

基本的にどの業界でも通用しますが、

保育士になりたいと頑張って
資格を取った人の多くは、

保育園で働くでしょうし、

看護師になりたいと勉強して
資格を取った人の多くは、

医療関係で働くでしょう。

その業界でしか通用しない
資格保持者が多いと、

どうしても閉鎖的になるのです。

私が入院した病院も同様でした。

3交代制ということもあり、
担当看護師もその日によって違うわけで、

申し送りがとても重要な業務となります。

これを前残業(しかも賃金支給は無い)で
行っていることが問題なのです。

看護スタッフに聞くと、
「これが当たり前なんで・・・」という
答えが返ってきます。

それを不満に思うスタッフも
いるでしょうが、

「当たり前」の空気に
声を上げられないのです。

まずは、

これってバイアス(思い込み)?
って思うところから始めてみては
いかがでしょうか。

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◆3・ 編集後記
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私のようなコンサルの場合、

経験者と未経験者では
説得力が違います。

今回の入院は、

皮肉にも私の業務の幅を広げたのは
間違いありません。