ワーク・ライフ・バランスで労働時間が削減されたのだろうか

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.3.9 Vol. 1,073
本日のテーマ:

ワーク・ライフ・バランスで労働時間が
削減されたのだろうか
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◆1・ 昨日のこと
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別府市が主催する

「ワーク・ライフ・バランス」講座に
登壇しました。

不定期にでも依頼がある講座の1つです。

90分程度の講座ではありますが、

とにかく「意識改革」の難しさを
体感してもらうようにしています。

受講者の反応も良く、
質問も最後まで途切れず、

手ごたえを感じた登壇でした。

2019年登壇記録集計中
27回目
参加者14名 (累計921名)

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◆2・ 本日のテーマ

ワーク・ライフ・バランスで労働時間が
削減されたのだろうか
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いよいよ

この4月から働き方改革関連法が
順次施行されていきます。

この土台となった
働き方改革実行計画には
9つのテーマがありますが、

その中の1つ長時間労働の削減は
最重要課題だと言っても良いでしょう。

実はこれ、

今になって始まったわけでは
ありません。

昭和60年代には、

年間の総労働時間を
1,800時間程度に削減して
いこうという動きが始まります。

これは日本という国にとって
画期的な決断でした。

それまで長時間労働で
大量にモノを作ってバンバン売っていく
というスタイルから

方向転換をしたわけです。

ここから、労働時間の削減に向けた
法改正が始まります。

平成4年に「時短促進法」が制定され、

それが平成18年には
「労働時間等設定改善法」に
改正されました。

平成19年には

「仕事と生活の調和
(ワーク・ライフ・バランス)憲章」が
制定されています。

そして

現在の働き方改革関連法という
わけですが、

では一体どの程度の労働時間が
削減されたのでしょうか。

実は、正規社員だけ見ると、
この30年間でほとんど
減っていません。

相変わらず2,000時間を
上回っています。

なぜでしょうか。

ジャマをしたのは思考の轍(わだち)です。

経営者も含めた
働く人達の意識改革が
伴わなかったからなのです。

この続きは明日!

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◆3・ 編集後記
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さて、明日は育成クラブ対抗の
ドッジボール大会です。

半年以上、実行委員会で
打ち合わせを重ねてきましたが、

ようやく実現の日となりました。

私自身、楽しんでこようと思います。