「帰る理由」が無い働き方改革は崩壊するという話

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.3.5 Vol. 1,069
本日のテーマ:

「帰る理由」が無い働き方改革は崩壊するという話

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◆1・ 昨日のこと
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午後から研修のダブルヘッダー。

主催は農業関連の会社と
医師会でしたが、

共にテーマは働き方改革。

使いやすく何でも対応できる
幅の広いテーマで、

講師としては便利です。

半面、受け取り方も様々なので、
知っているだろうという思い込みに
ジャマされないよう、

最初に定義や言葉の意味を
整理してからスタートしています。

このテーマのご依頼はまだまだ続く・・・。

2019年登壇記録集計中
22・23回目
参加者14・30名 (累計888名)

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◆2・ 本日のテーマ

「帰る理由」が無い働き方改革は崩壊するという話

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どうやったら
早く帰ってくれるのでしょうか

経営者から
時々このような相談があります。

特定の社員が、

終業時刻を過ぎても
なかなか帰らないというのです。

仕事が片付かない

夕方からようやく集中力がアップする

上司が帰らないので帰れない

家に帰ってもやることが無い

残業代を稼がないと生活できない

・・・などなど。

本当の理由はともかく
事情は様々です。

経営者にとっては、

深夜まで働いてくれる社員を
頼もしくもあり、

ありがたいとも思うでしょうが、

ダラダラと居残っている社員は
労務管理上のリスクも抱えています。

本人が好き好んで残っているから
残業代を支払わなくても良い

なんて考えていると痛い目に
会うわけで、

未払い残業代を2年遡って請求される
ケースに何度も遭遇してきました。

時には強制的に退出させることも
必要でしょう。

例えば、

21時以降は電源をシャットダウンする

役員や管理職が見回って声掛けする

残業時間は減るかもしれませんが
これで仕事に対するモチベーションが
上がるわけではありません。

「帰る理由」

これが必要なのです。
これが無いと人は頑張れないのです。

仕事大好き人間の帰る理由は何でしょう。

仕事以外の活動が経験や人脈を増やし
その全てが仕事にとってプラスになる

これが腑に落ちると
仕事大好き上司が帰らないので、

部下が帰れないという
残念な職場から解放されるはず。

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◆3・ 編集後記
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明日は、佐伯で採用戦略の研修です。

3週連続の3回目。

いよいよ最終日です。