靴の数を聞いてみよう。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.2.23 Vol. 1,059
本日のテーマ:

靴の数を聞いてみよう。

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◆1・ 昨日のこと
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よろず支援拠点での
相談業務の後は、

大分市内の企業を訪問。

労務管理全般について相談したい
ということでした。

一見、しっかりとした企業ですが
中身の労務管理はボロボロ(笑)

それでも労使トラブルが無いのは、
人間関係がしっかりしているからでしょう。

労働基準監督署の調査もこれまで
無かったようで、

何となく不安になった担当者から
連絡をいただきました。

知らないことはできないのです。

悪気は無いけれど赤信号で止まらず
たまたま警察に止められなかった
ような状態は、

直ちに改善しなければなりません。

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◆2・ 本日のテーマ

靴の数を聞いてみよう。

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この2日間は採用戦略について
お話してきました。

まずは、

会社が必要な人材を明確にして

その人が反応する情報を発信します。

そして、ここからが面接。

本当にその人が会社の求める
人物なのかをジャッジしなければ
なりません。

思い込み(バイアス)に
引っ掛からないように、

準備を進めていく必要があります。

高校野球をしていたからといって
今も体力があるとは限らないのです。

また、資格は持っていても、

実務ができなければ意味がないことも
あります。

例えば給与計算。

これまで10年も給与計算を
担当していました。

そんな人が面接に来たら
即OKしていませんか?

本当に求める能力を持って
いるのでしょうか。

仮に、あなたの会社の給与計算は

エクセルを使っているものの
ほとんど手計算のようなレベル
だったとしたら・・・。

このミスマッチを避けるためには
実際に手計算でやってみてもらえば
いいのです。

実務的な能力ではなく、

その人のキャラクター的なモノが
求める要件の場合もあります。

清潔感の高い営業職を採用したいと思って
面接の雰囲気だけで判断すると
痛い目に会うかもしれません。

例えばですが、

靴の数を聞いてみましょう。

5足以上持っていて
毎日履き替えます。これは○

2~4足だったら△

1足は×

客観的に判断できる指標を
「事前に」作っておくことで、

誰が面接をしても
判断がブレないというわけです。

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◆3・ 編集後記
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私のビジネス靴は3足。

△ですね(笑)