先輩がデスクトップに貼っていた付箋の意味

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.11.14 Vol.958
本日のテーマ:

先輩がデスクトップに貼っていた付箋の意味

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◆1・ 昨日のこと
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県内のレンタカー会社で
ハラスメント研修を実施しました。

全社的に行うので
これで5回目です。

ハラスメント研修は

もはや、法定の必須研修と
言っても良いほどで、

様々な企業からのご依頼も多く
来月は福岡でも行ってきます。

しかしながら、

どうしてもこの手の研修は
「もう部下と会話ができません」
と暗い雰囲気になりがちなところを

どうすれば予防ができるのか

さらにそれだけではなく
コミュニケーションのコツを伝える
ところまで踏み込まなければ

満足度は上がりません。

登壇記録集計中103回目

参加者10名
(累計3,218名)

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◆2・ 本日のテーマ

先輩がデスクトップに貼っていた付箋の意味

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経営理念や行動指針を作って
ある程度、意識の方向性が揃った
としても、

それだけで業績が上がるほど
経営は簡単ではありません。

さらに、その先が必要なのです。

あくまでも私の分野(人)の話ですが。

「コンピテンシー」

聞いたことがあるという方は
少ないでしょう。

簡単に表現すると
「仕事ができる人の行動特性」の
ことを指します。

例えるならば、

長嶋茂雄さんが若手選手に
指導する時の

「いいか、ボールが来る時に、
バッと構えて、ダーとバットを・・・」

というこの擬音の部分を(笑)
言語化するというものです。

長嶋さんのような感覚的な
天才の特徴として、

自分の行動を言葉にできないのです。

なので、暗黙知になりやすく
定年退職も含めて、

そのまま会社を辞めてしまう
ということは、

ノウハウの流出につながって
しまいます。

例えば、優れた営業パーソンは
アポの取り方も工夫していたり
しますが、

それが共有化されていないのは
モッタイナイですよね。

観察して、分解して、言語化し、
それをみんなでマネることで、

業績は上がっていきますし、
何より会社の財産になります。

創業直後は、

このような暗黙知も溜まって
いませんが、

どこかのタイミングで
取り組むべきでしょう。

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◆3・ 編集後記
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そういえば、

私の会社員時代の話ですが
パソコンのデスクトップの上に
付箋を貼り付けている

仕事のできる先輩がいました。

聞いてみたら、
コソッと教えてくれました。

余計な仕事を振られないように
カモフラージュしている

ということでした。

上司が私にばかり余計な仕事を
振ってくる理由がわかり、

愕然とした記憶があります(笑)