「わかりやすさ」の正体
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■ メールマガジン【優先順位のツボ】■
2023.10.17 Vol. 2,756
本日のテーマ:
「わかりやすさ」の正体
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「締め切りに追われているあなたへ」
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◆1・ 昨日のこと
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月曜日の朝は、
いつものコメダの
いつもの席で
いつものモーニングからスタート。
締め切り仕事は一旦横に置き、
未来の理想像に意識を寄せる大事な時間です。
このような「儀式」を決めておくと
1週間がスムーズに立ち上がります。
通勤ラッシュが落ち着いた頃、
事務所に移動。
メールをチェックしたり、
小冊子を郵送する準備をしたりしながら
徐々にペースを上げていきます。
午後からは、
中小企業の支援団体主催で
労働関連法の改正情報と採用戦略セミナーに
登壇しました。
昨年度と比べると
法改正の大きなトピックスがそれほどなくて
構成に苦労しましたが、
後半の採用戦略に入ったら
大いに盛り上がったので評価は悪くないと
思います。
これで通算1,000本の大台まで
残り20本となりました。
【2023年 記録集計中】
<登壇> 目標100回
65回(全累計980回)
受講者数23名(年累計1,615名)
<読書> 目標100冊
10月16日0冊読了・10月合計3冊
(年累計64冊)
<素振り> 目標100回
10月16日未実施・10月合計0回
(年累計17回)
<2重飛び> 目標100回
10月16日未実施・10月合計0回
(年累計17回)連続最高50回
<初めてのこと> 目標100個
10月16日0個・10月合計2個
(年累計50個)
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◆2・ 本日のテーマ
「わかりやすさ」の正体
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帰宅してPCを開くと
昨日のセミナーのお礼メールが
写真と共に届いていました。
当日中にこのようなアクションができる
というのは素晴らしいですね。
そして、その文面には
「具体的でわかりやすかった」という
アンケートが多数だったと感謝の言葉が
綴られていました。
疲れも吹っ飛びます。
講演やセミナーを
リピートにつなげるためには
「わかりやすさ」は絶対です。
タイムマネジメントとは逸れますが、
本日はこの「わかりやすさ」の正体について
5つに絞って深掘りしたいと思います。
まずは、全体像です。
人が会話だったり、文章だったり、
情報を理解するには、
全体像を把握しているということが前提です。
今、どこを話しているのか、
次にどこに移ったのか。
これが不透明だと
頭の中で迷子になってしまいます。
そうなると、
人は頑張って理解することをあきらめます。
わかりにくいことを
一生懸命に理解しようと努力するのは
受験勉強や資格試験の時だけです。
それほど人生に影響のないセミナーだったら、
一気に集中力が低下し、
休憩や終了を待つばかり。
当然、アンケート結果は
どんなに良くても「普通」なので、
リピートにはつながりません。
そこで、
セミナーの全体像(何を話すのか)や
タイムマネジメントの構成(全体像)などを
最初に整理して伝えておきます。
2つ目は事例です。
まれに、資料に書いていることを
順に全て読む方がいますが、
受講側の立場になってみると
「読めばわかる」し、
次が予想される展開は飽きてしまいます。
1つの伝えたいこと(理論)に対して
資料に書いていない事例を最低でも1つ、
できれば2つ入れるのが鉄則。
さて、その場合に注意が必要です。
「次に・・・」と移ったのが、
2つ目の事例なのか、別の話なのかが
わからないと
これまた迷子になってしまいます。
「3つあると言いましたが、その2つ目です。」
「話を○○に戻しますが・・・」と
受講者の頭の中で構成図が浮かぶような
説明をすると良いでしょう。
3つ目は話すペースです。
これも「わかりやすさ」につながります。
早過ぎず、スローテンポになり過ぎず。
本人のクセもあるので、
録音してチェックすると改善点が
見つかるものです。
4つ目は1つの話(ネタ)に費やす時間です。
1つのネタに対して
5分以上引っ張ると受講者は飽きてきます。
「もうわかったから次の話を・・・」
と思われたら逆効果。
テンポ良く話を進めましょう。
最後の5つ目が、
あの、その、それ・・・といった
いわゆる「こそあど言葉」の使い方です。
日常会話でも使う言葉ではありますが、
家族の中の阿吽の呼吸ならともかく、
セミナーで「こそあど言葉」を連発すると
受講者はまたまた迷子になってしまいます。
全てを説明する必要はありませんが、
ここぞという時は
「そのためには・・・の『その』とは
○○ということです。」
と強調することでメリハリも出てきます。
(1)全体像
(2)事例
(3)ペース
(4)1ネタの時間
(5)こそあど言葉
本日はこの5つについて説明しました。
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◆3・ 編集後記
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通算登壇回数は今年中に大台に到達しますが、
「わかりやすさ」を追求し、
失敗しては改善の積み重ねでした。
1,000回も経験させていただいた感謝を
どこかでセミナーとして還元したいとも
考えていますので、どうぞお楽しみに。