「終わり」を意識しないと優先順位を間違える。
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■ メールマガジン【優先順位のツボ】■
2023.5.26 Vol. 2,612
本日のテーマ:
「終わり」を意識しないと優先順位を間違える。
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note
「伸びてから切るのか。伸びる前に切るのか。」
https://note.com/happyspiral86400/n/n28248a6fbaaf
note音声ブログ
「締め切りに追われているあなたへ」
https://note.com/happyspiral86400/n/na3347ecc2e6b
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◆1・ 昨日のこと
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企業研修のため、朝から移動。
通勤ラッシュと重なると
通常より移動に時間がかかる反面、
午前中の方が集中力は高いので、
とても貴重な時間帯です。
対象者は新入社員、
ライフデザインを土台に時間の使い方を学ぶ
という研修です。
3か月(3回)という短い期間ではありますが
自分の人生は自分でコントロールできる
という技術を学んでいただきます。
終了後は急いで戻り、来客対応。
その後はM&Aに伴う労務管理について
オンライン相談の対応。
娘を書道教室に送り迎えする合間に
実家に母親の様子を見に行き、
ようやく帰宅。
夕食の後はバタンキューでした。
【2023年 記録集計中】
<登壇> 目標100回
24回(全累計939回)受講者数5名(年累計669名)
<読書> 目標100冊
5月25日未読了・5月合計10冊(年累計41冊)
<素振り> 目標100回
5月25日未実施・5月合計4回(年累計13回)
<2重飛び> 目標100回
5月25日未実施・5月合計4回(年累計13回)
連続最高50回
<初めてのこと> 目標100個
5月25日0個・5月合計2個(年累計21個)
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◆2・ 本日のテーマ
「終わり」を意識しないと優先順位を間違える。
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お金と違って時間というものは、
「有限」の意識が薄い資源です。
1日は24時間、1週間は168時間と
上限が決まっています。
ところが、
人生の終わりについては神のみぞ知るところ。
銀行の通帳を見てもわかるわけがありません。
だからこそ、
「終わり」を意識しないと
優先順位を間違えてしまいます。
1日、1週、1か月、1年・・・。
これだけではありません。
20代の終わり、30代の終わり・・・。
終わりを決めると残された時間がわかります。
そこから、
本来は「本当に大切なこと」に使う時間を
先に控除すべきですが、
組織で動いている以上、
現実的には「やらなければならないこと」の
優先順位が高い場合が多く、
それを引いた残りが可処分時間
(行動を自由に選択できる時間)となるわけです。
会社員の方であれば、
就業時間中にプライベートのことを
やって良いわけではありませんし、
自営業の私だって、
すでに決まっている企業研修より、
好きな野球を優先して良いわけではありません。
いずれにしても、
「終わり」を意識すると集中力が高まります。
締め切りまで残された時間が1時間だったら、
おそらくほとんどの方の集中力は
マックスとなるでしょう。
9時から17時の一日研修は、
お昼休憩を除いても7時間という
長丁場の研修となります。
そのまま進めると間違いなくダレるので、
「終わり」を意識させます。
例えば、
休憩のタイミングは事前に公開します。
お昼休憩前や終了前は集中力が上がるので、
その時間帯に適した内容にしています。
これを
「休憩は進行状況により適宜入れます。」
としていたらどうでしょうか。
受講生としてかなりキツイですよね。
これが「終わり」の効果です。
ただ、忘れてはならないのが、
終わりを意識すると集中力が上がる
ということと、
仕事のクオリティとは
必ずしも比例しているわけではない
ということです。
残り時間が少ない中で、
間に合わせることに重点が置かれる状況と、
何度も見直しや修正ができる状況では
当然差が出ますよね。
そこを間違えて捉えると、
締め切り間際の方が、
良いモノができると勘違いしてしまいます。
単に、前倒しの締め切りを設けて取り組めば、
この問題は解決します。
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◆3・ 編集後記
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私の場合、
一年を通してみると前半のピークが
6、7月で、
今現在20本の登壇を抱えています。
こうなると付箋だけでの管理は難しいので、
エクセルで管理しています。
同時進行がかなり重なるからです。
それぞれの前倒し期限を決め、
どこで根性を使うのかまで決めておきます。