会社の未来を大きく左右する「当たり前」の基準

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2021.8.26 Vol. 1,974
本日のテーマ:

会社の未来を大きく左右する「当たり前」の基準

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◆1・ 昨日のこと
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2日連続で
農業関係者向けのセミナーに登壇。

もちろん、主催者は違います。

一昨日はオンラインでしたが
昨日は対面だったのでグループワークを
急きょ取りやめ、

講義形式に変更しました。

こういう時に対応できるコンテンツを
いくつ持っているかが

リピートの分かれ目ですね。

夕方からは「4時から会」

感染拡大の影響で自主練ということにし、
自宅近くの飲食店で黙食しました。

2021年登壇記録集計中
65回目(全累計792回)
※参加者64回目21名・65回目27名
(年累計1,629名)

2021年読書数集計中
7月12冊(累計95冊)

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◆2・ 本日のテーマ

会社の未来を大きく左右する「当たり前」の基準

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来客時のお茶出しは女性の仕事だ。

男性は子供が生まれても残業できる。

成果が出ないのは労働時間が足りないからだ

昔は問題にならなかったかもしれませんが、

今の時代では悪気があろうが無かろうが、
ハラスメントにつながりかねない言動です。

根底にあるのはアンコンシャス・バイアス。

つまり、私たちの脳が無意識に行っている
偏ったモノの見方。

これらは、過去の経験や習慣、周囲の環境、
蓄積された情報から生じる

無意識の偏見、無意識の思い込みです。

固定観念とも言えます。

オリンピック組織委員会の前会長、
評論家の元プロ野球選手、
金メダルをかじったあの市長も、

今の時代には受け入れられない
無意識の思い込みから出た
残念な言動ではないでしょうか。

このように、
アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)
というと、

マイナスのイメージで語られます。

しかし、逆にプラスにだってなるのです。

例えば、

残業しないのは当たり前

年次有給休暇は全て消化が当たり前

男性の育児休業も当たり前

その上で業績を上げるのは当たり前。

この方が健全だと思うのは私だけでしょうか。

どの「当たり前」を基準にするかで
会社の未来を大きく左右しかねない

というわけです。

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◆3・ 編集後記
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仕事柄、様々な業界を支援していますが、
どこでも言われるのが

「これまでこれでやってきた
(だから変えたくない)」

このような集団同調性バイアスも

アンコンシャス・バイアスの一種です。