働き方改革へのハードル(その1)

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2021.5.1 Vol. 1,857
本日のテーマ:

働き方改革へのハードル(その1)

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◆1・ 昨日のこと
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午前中は、よろず支援拠点の相談業務。

午後からは、来客対応。

自治体の方から
新年度の事業の説明を受けています。

ということで少し出遅れましたが、
いつものカフェでタスク整理をしてから
連休に突入しました。

2021年登壇記録集計中
26回目
参加者累計454名

2021年読書数集計中
3月9冊(累計30冊)
※読書合宿11冊

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◆2・ 本日のテーマ

働き方改革へのハードル(その1)

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働き方改革を進めていく上で
成功のカギとなってくるのが、

上司(経営者を含む)と顧客。

時短の手法など
ただ単に方法論がわからないという会社は
そう心配することはありません。

今の時代はアイデアが溢れていますから。

しかしながら、
「24時間働けますか?」の時代に育った上司は
定時に帰った経験が無いわけで、

無意識にでも「上司より先に帰るとは何事か」
という空気感を醸し出していている職場では、

見えないゲートを破って帰ることができる
若い社員は少ないでしょう。

もちろん、経営者自身は
「職場を変えたい」と考えていることが前提です。

それでも、上司の意識改革は簡単にはいきません。

なぜなら、過去、自分がやってきたことが
否定されるからです。

体罰や児童虐待の連鎖と
近い側面はあるでしょうね。

とはいえ、
これまで会社のために頑張ってきた上司を
無下にはできないので、

評価方法を変えてはどうでしょうか。

例えば、
役職者の評価の基準を
労働時間の「長さ」から「短さ」に変える。

もちろん、
成果は維持しなければならないので、
生産性が上がる方法は全社で考える必要は
あります。

一方、マイナス評価として、

一定時間以上の時間外労働だけでなく

部下の休職や退職(理由にもよる)
などを入れておくことで

仕事の量を見直さず、
退社だけ促すといったことは避けられます。

やはり、人間が行動する源泉は
「得られる利益」か「避けられる損失」
なので、

両面から考えると
評価の見直しが最も効果的だと思います。

「顧客」についてはまた明日。

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◆3・ 編集後記
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今日から5連休という方も多いでしょうが、
世はコロナ禍・・・。

家族でノンビリ過ごします。