箱根駅伝から考える目標設定の難しさ。

_______________________

■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2021.1.4 Vol. 1,740
本日のテーマ:

箱根駅伝から考える目標設定の難しさ。

_______________________

このメールマガジンは音声でも配信しています。
ご視聴はこちらから・・・

 

________________

◆1・ 昨日のこと
________________

連休最終日。箱根駅伝も最終日。

母校の駒澤大学は最終10区スタートの時点で
1位とは3分19秒差の2位。

さすがに総合優勝は無理だと思いましたが、
残り2kmで逆転し、トップでゴール。

新年早々、勇気をもらいました。

子供は午後から友達と遊びに出かけたので、
夫婦でノンビリ。

2021年も始まります。

2021年登壇記録集計中
0回
参加者累計0名

_______________________

◆2・ 本日のテーマ

箱根駅伝から考える目標設定の難しさ。

_______________________

今回の箱根駅伝は最終10区での大逆転と
例年にないほど盛り上がりました。

結果論ですが、目標設定の観点から
振り返ってみたいと思います。

最終10区スタートの時点で
1位とは3分19秒差の2位につけている
駒澤大学の大八木監督も、

当初は最終走者に(2位をキープして)
区間賞を狙うよう指示していました。

少しずつ差を詰めていったとはいえ、
残り10kmで2分近い差。

ところが、3km程度で40秒も縮まった
15km過ぎからは、

区間賞だけではなく優勝も狙うように
指示(目標設定)が変わります。

そして残り2kmの逆転劇につながりました。

最初から逆転(優勝)を目標にしていたら、

気負ってしまい、
このような結果は出なかったかもしれません。
結果論ですが。

目標設定は本当に難しいと思います。

高過ぎると、あきらめてしまう。
低すぎると、簡単に達成するので張り合いがない。

あえて表現するなら、
ちょうど良い設定とは「少し高めの120%程度」

このさじ加減が難しい。

この駅伝の結果を例として言えるのは、
そこ(区間賞)を目指すプロセスの途中で
状況は変わる(優勝が見える)ということ。

それは、立っているステージが変わるから、
見える風景も変わるということ。

1月に目標設定をするという方には
参考になる事例でした。

________________

◆3・ 編集後記
________________

1日5冊、6日で30冊という
読書インプットチャレンジは、

目標設定が高過ぎました。

結果的に5冊マイナスなので
今日まで延長です。