もう戻れないように「当たり前」を変える。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.11.28 Vol. 1,703
本日のテーマ:

もう戻れないように「当たり前」を変える。

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◆1・ 昨日のこと
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さて、昨日は終日、
社労士会のオンラインセミナーを受講。

現場の臨場感は得られませんが、

移動も無いので、これはこれで
便利だと感じるようになりました。

コロナが終息しても元どおりには
ならないでしょうね。

夕方からお決まりのサウナに行った後は、
娘と毎月1冊と決めている本を買いに書店へ。

妻が仕事で遅くなるので、
娘と二人で焼肉を食べにお店に入りました。

いつまで付き合ってくれるのか
わかりませんが、

今を楽しみたいと思っています。

2020年登壇記録集計中
62回
参加者累計1,635名

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◆2・ 本日のテーマ

もう戻れないように「当たり前」を変える。

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「当たり前」を変えるのは2種類しか無い。

これは私の持論です。

1つは、便利だと気づくこと。

元に戻れないのです。

車で移動することに慣れたら、
もう馬には戻れません。

コロナの影響でテレワークが一気に進んだら、
多くの方が「これで十分だ」「逆に便利だ」と
気づいたのではないでしょうか。

携帯電話に慣れたら、
それが無い生活には戻れません。

今でこそペットボトル入りのお茶は
当たり前に販売されていますが、

お茶は、

自宅で飲むもの
急須で淹れるもの
温かいもの
・・・などなど。

最初の商品である
伊藤園の「おーいお茶」が発売された
1989年頃は、それが当たり前でした。

ところが、飲んでみたら
なかなか美味しい。

いつでも飲めるので便利だとなりました。

ミネラルウォーターだって
ハウス食品の「六甲のおいしい水」が
発売された1983年頃は

こんなの売れるわけがない、という時代。

でも、今となっては、
湧き水を汲みに行くこともなく、
いつでも美味しい水が飲めるわけです。

一方で、かなり意識しないと
変わらないものもあります。

それは無意識から出てくる言動。

男女雇用機会均等法が
今の形になったのが1986年で、

求人募集では、
営業マンという表現は使えなくなりましたし、
看護婦は看護師と名称を変えました。

テレビで「24時間戦えますか」と
栄養ドリンクのCMが流れている頃です。

今なら炎上しそうですが、

比較的体力のある男性=夫が
ガムシャラに働き、

女性=妻が家庭を守る(家事・育児)

男は仕事、女は家庭というスタイルが
当時の当たり前だったのです。

さて、日本初ペットボトル入りのお茶は
「おーいお茶」・・・、

「おーい」と誰を呼んでいるのでしょうか。

ちなみに、私が妻にこんなことを言ったら
地獄の始まりです・・・。

私の記憶の中でも、
実際に父が母に言っていた言葉そのもの。

無意識に
「お茶を淹れるのは女性の仕事でしょ。」

そんなイメージを持っていないでしょうか。

意識しないと口から出てきますよ。

音声としての言葉だけではありません。
SNSやメール等のも文字でも同じ。

傷ついている誰かがいるのであれば
注意して変えていく。

日頃から使っている言動を
これまで以上に意識することで、

より良い社会環境が実現したら、
もう元には戻れないはずです。

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◆3・ 編集後記
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父親が育児をするのは当たり前。

だって父親だから。

女性活躍のカギは、

男性(夫)が家事・育児に対して
どれだけ時間を投入するか。

これも持論です。